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世界時価総額からみた近年の株式市場の歴史②<全2回>

はてなブログに引っ越す前のブログ記事です。

ごく簡単に1990年以降の株式市場の歴史を振り返る記事の2回目です。

超単純化した1990年以降の株式市場規模の推移

大雑把にとらえると、近年の世界時価総額の歴史は、以下のようになります。

※データは年末の値です

※グラフ出所:以下サイトデータより管理者作成 WFE GLOBAL NOTE

上記のグラフとデータから、以下のことが確認できます。

 

<世界の株式市場の拡大期間と上昇幅>

       拡大期間 上昇幅

1990→1999  9年   3.5倍

2002→2007  5年   3倍

2008→2016  8年   2.3倍

※数値は概算です

<世界の株式市場の縮小期間と下落幅>

       縮小期間 下落幅

1999→2002  3年   4割減

2007→2008  1年   5割減

※数値は概算です

 

これらの事実から、以下の経験則が生まれます。

①株式市場が拡大するのは「ゆっくり」だが、縮小するのは比較的「急速」

 

②1990年以降に限れば、5~10年程度で徐々に株式市場は拡大し、市場規模は2.3~3.5倍程度になる

 

③その後、1~3年をかけて、4~5割程度の暴落・長期低迷期を経験する

 

④したがって、株式市場が直近の底から2.5~3倍程度まで規模を拡大してきたら、そろそろ大きな調整期を警戒するのも、自然なリスク管理

 

⑤株価の調整期(長期低迷期)は1年~数年程度、下落率は4~5割程度を覚悟しておく(円高にぶれれば、海外資産はさらに目減りすると思われます)

 

⑥ただ、長期的には株式市場は拡大を続けており、この調整期に長期投資を始められれば、大きなリターンも期待できる

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あくまで、1990年以降の経験則であり、2017年以降に同様のパターンが繰り返されるかはわかりません。

未来は予知できません。

 

それでも近年の経験を重視するなら、今は少し警戒してもいい時期でしょう。

2008年の底から8年以上が経過しています。当時に比べて市場規模は2.3倍以上に膨らんでいます。

 

バブルというには拡大の規模が小さ過ぎるかもしれません。

もう少し市場規模がふくらんでもいいような気もします。

しかし、少なくとも、今、株式は割安ではないだろうと推測します。

 

近年の歴史を重視するなら、世界時価総額は今40~50兆ドルなら、割安かもしれない。

あくまで、この指標のみで考えた、現時点での経験則ですが・・・

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※一部加筆
20171207124844


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