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そもそも投資とは何か?⑤★投資の基本は貯蓄だが、貯蓄と投資は別物だ その2

はてなブログに引っ越す前のブログ記事です。

 

アドセンスの認可がおりるまで、とりとめもなく当たり前なことを偉そうに書いています。

 投資の基本は貯蓄だが、貯蓄と投資は別物だ(その2)

という話です。

今すぐ役に立つテーマでもなく、個人的意見に過ぎませんが、よければ暇つぶしにどうぞ。

 

貯蓄と投資の違い

 

<貯蓄の特徴>

●堅実な努力の継続が成果を生みやすい

 

●努力の成果を実感しやすい

 

●方法論を確立しやすい

 

●コツをつかめば比較的、継続しやすい

貯蓄はどちらかというと、コツコツ積み上げる堅実な努力が実りやすい行為です。

 

安定的な収入があれば、その収入を確保しつつ、毎月の生活費を下げる努力をひたむきに続ければ、貯蓄は成功する確率が高いです。

 

貯蓄は努力の成果が実感しやすく、各個人で方法論を確立しやすいです。

コツをつかめば投資よりは続けやすい行為でしょう。

 

貯蓄が簡単ですと?

 

決してそんなわけではないです。

継続するのは基本的に難しい行為です。

 

でも、投資で長期的に成功するよりは、理屈はシンプルです。

努力の成果も感じやすい、投資よりはコツコツ努力することが、素直に反映されやすい行為だとわたしは感じます。

 

<投資の特徴>

●投資には運、賭け、確率的な要素が多分に入り込む

 

●堅実な努力の継続が必ずしも成果を生むとは限らない

 

●努力の成果を実感しにくいことも多い

 

●方法論を確立しにくい

 

精神的ストレスも発生しやすく、継続しにくい

 

一方、投資は、運、賭け、確率的な要素がおそらく貯蓄より多分に入り込む行為です。

 

毎月毎年コツコツと積み立て投資を継続しても、投資を始めた時期が悪すぎると、何年も成果が表れず、大きな含み損を抱え続けることもあります。

 

真面目に貯蓄を継続できる人ほど、こういった不条理な事態は受け入れ難い面があるでしょう。

 

そして、投資は自分なりの方法論を構築しにくい面があります。

 

貯蓄は誰もが納得できるスタンダードな理論や手法(天引き貯金など)が存在しますが、投資の場合はかなり怪しいです。

 

投資理論・手法そのものはたくさんあり、それぞれ魅力がありますが、一長一短、究極の投資手法は存在しない。

 

結局、投資手法に絶対的な「正解」はないので、投資家それぞれのニーズに合わせ、投資家自身が自分に合った、納得できるやり方を選択し、身につけていくしかないと思われます。

 

また、投資は貯蓄より近未来の見込みを立てることが困難です。

 

極端な例ですが、1月~11月が毎月10万円のプラス、12月だけがマイナス109万円の投資結果だったとします。

年間成績は1万円のプラス(110-109=1)の収益なのですが、たぶん12月末の気分は最悪です。

幻となった100万円以上の利益がなぜ消え去ったのか、呆然としているかもしれません。

 

給与収入ではまず、このようなおかしな事態は起こりませんが、投資においては、ときどき起きる事態です。

(債券のデフォルト、株価の暴落、その他)

 

投資成績の不安定さは、少しずつ努力の成果を確認しながら前に進みたい人にとっては、努力の成果が実感しにくく、大きなストレスになり得ます。

 

さらに、

◎突然の暴落や市場の変動にうろたえ恐怖する

◎市場とつきあうのがおっくうになる

◎思い通りにいかない

などの理由で投資をやめてしまう、というもよくあるケースです。

 

貯蓄と投資の違いをふまえた上で、自分なりの「投資手法」を確立するには

 

前回と今回の記事の内容をまとめて、少し付け加えると、次のようなことが言えると思われます。

 

◎投資の基礎は貯蓄です。貯蓄の成功が投資を可能にします

 

◎しかし、貯蓄と投資は別物です。貯蓄の方法論は投資ではしばしば通用しません

 

◎したがって、投資で成功するには、自分なりの「貯蓄手法」に加えて、自分なりの「投資手法」を確立する必要があります

 

◎「投資手法」は「貯蓄手法」より確立することが総じて難しいと思われます

 

◎それでも投資手法に「正解」はないので、投資家は各自試行錯誤して、自分なりの投資手法を身につけていくしかないようです。

はじめは

・実績のある投資手法(インデックス投資など)

 

・自分がどうしても試したい投資手法

 

・何となくしっくりくる、自分が続けられそうな投資手法

などを

・少額(例えば、全投資可能金額の5~10%程度。100万円投資できるなら5~10万円)で始め

 

・一定期間(例えば2年)

 

・毎月、毎年、きっちり投資成績をつけながら継続し

自分なりの投資体験を得てから、徐々に投資金額を大きくしていくのがよいのではないかと、わたしは思います。

※あくまで一つのやり方です。

 

例えるなら、自動車学校です。

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車のドライバーは、自動車学校で練習をして、仮免をもらい、徐々に公道に出て、試験に合格し、その後、一人で運転します。

 

投資家も、初めは練習、数年やって手ごたえがあれば、徐々に投資金額を増やし、独り立ちしていけばよいのではないかと思います。

 

そもそも車の運転に免許が必要なら、投資にも何らかの免許制度があっても、別におかしくはないような気がします。

 

生まれて一度も自分で投資をしたことがない人に、いきなり多額の退職金を運用させるなんて、一度も自分で車を運転したことがない学生に、いきなり休日の首都高を運転させるようなものでしょう。

 

事故に遭わない方が不思議です。

 

例によって、話が脱線してしまいましたが、結局、自分に合った投資手法は、

試行錯誤の時期を経て、

何らかの「納得」や「決断」が投資家に生じ、

徐々に身についていくのではないかと思います。

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※一部加筆
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