ユキマツの「長期投資のタイミング」

「市場全体が割安な時期に株式インデックスを多めに買って長期保有、割高な時期に多めに売っての繰り返し」そんなシンプルなバリュー投資、長期投資もありかもしれません

日本株のバーゲンタイムをお知らせする目安?「東証一部PBR」の確認<2017.6月>

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日本株式の割安時期を示唆する可能性がある指標「東証一部PBR」の最新データを確認する記事です。 

2017.6月末のデータがもう公表されています。

www.jpx.co.jp

ホントに便利な時代です。

東証一部のPBRを把握するメリット

①株式が割安な時期を把握する目安になります

②株式が割安な時期に長期投資を始められる可能性が上がり、長期的な投資リターンの向上につながる可能性があります

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PBRとは

PBRは株式の割安割高を判断する基本的な指標の一つです。

1株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているか

を表したのがPBR(株価純資産倍率)です。

1.0以下では割安と判断されることが多い指標です。

数値が大きいほど割高傾向

数値が低いほど割安傾向

と判断します。

詳しくは以下のサイトを参照ください。

「PBR」の意味と使い方を教えてください。 | 日本証券業協会

また、当ブログでは、

「東証一部市場の上場企業全体のPBR」

=東証一部PBR

 とします。

東証一部PBRの推移

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 ※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成

上記グラフは、1999年1月末~2017年6月末の東証一部のPBRの推移を示したものです。

★ITバブル崩壊後の2002~2003年頃

★リーマンショック後の2008~2012年頃

にかけて、東証一部のPBRは節目の1.0を下回っています。

シンプルにわかりやすく「割安な時期」を示唆しています。

東証一部PBRの使い方

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 ※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成

※期間:1999年1月末~2017年4月末

上記期間に関しては、基本に忠実にPBRが1.0を下回っている時期に、日本株は割安圏にあったと思われます。

したがって、一つの経験則として、今後、東証一部PBRが1.0を下回る局面では

★株式中心の長期投資を開始する

★株式の配分比率を上げる

★現金比率を下げ、株式・リートなどのリスク資産の比率を上げる

 という投資判断をしてもよいかもしれません。

過去の株価チャートでの確認とPBRを利用した投資スタイル

株価との比較のために、1999年1月末~2017年4月末の日経平均、S&P500のグラフも掲載しておきます。赤丸の時期にPBRが1.0を下回っています。

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 ※出所:◎Yahoo!ファイナンス ◎Yahoo Financeデータより管理者作成

日経平均に関しては割安時期を示唆する精度の高い指標だったと思われます。

S&P500に関しても、そこそこいい指標になっていると思います。 

日本株に関しては

愚直に市場全体のPBRが低い時期にだけ株式を買い増し、後は放置しておくか、あるいは割安感が薄れたら売ってしまう

という投資スタイルは、あっけないほどシンプルですが、意外に合理的で負けにくい投資スタイルかもしれません。

手間の少なさ、効率と「割安な株式をシンプルにPBRで判断する」という理論的な背景を考えれば、悪くないスタイルです。

ただ、なかなかチャンスがやってこないので

ひたすら安くなるのを待つ

という「長期的な忍耐」と「機会損失リスク」をしょい込む必要がありますが・・・

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2017.6月末は割安か?

2017.6月末の東証一部PBRは

1.2

でした。

日経平均などの指数が高いわりには相変わらず比較的低い水準です。

ただ、割安判断の基準となる1.0を上回っており、この指標のみで判断すると、

日本の株式は割安な時期ではなさそう

です。

つまり、長期投資を始めるような割安な状況ではないと思われます。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※バリュー投資の発想から「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

 

過去2年の推移グラフは以下のようになります。

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 ※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成

1.0~1.2のレンジで2年間、とても地味な動きが続いています。

そこそこ日経平均などは動いている時期なんですが、実に淡々とした動きです。

今度「1.0を切る局面」「1.3以上に上がっていく局面」、そこは一つの転機になるかもしれません。

  

<関連記事です>

一般に株式が「割安な時期」を判断する目安になると思われる以下の指標もよければ参照ください。

恐怖指数と信用評価損益率の紹介記事です。

 

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