ユキマツの「長期投資のタイミング」

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米国株安の影響を受けた週末 ~日本市場の概況 2017.8.19~

先週は北朝鮮のミサイル関連の影響、今週はトランプリスクを意識した米国株安の影響を受け、日本株も週末に値下がりする展開となっています。

今週の日本市場の概況です。 

各指標の現在

直近の日本市場を株式の「割安割高の目安」になりそうな

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

の5つの指標の最新データで観察していきます。

 

 

 

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2017年6月末

2017.8.18は「1.12」、時価総額は約612兆円です。

直近のピークの627兆円から約2.4%程度の減少に過ぎません。

 

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.75」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、日本株は割高圏と推測。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

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信用買い残

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2017年7月28日

 

2017.8.10 26612億円(約2.7兆円)です。

 

先週は久々に減少したのですが、8.10は若干の増加に転じました。

上記期間の長期平均は約2.3兆円であり、長期平均から少し上方に偏った値です。

この指標では「ふつう~やや割高傾向?」と推測。

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信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

f:id:yukimatu-tousi:20170704112458p:plain※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年1月末~2017年6月末

2017.7月末「1.2」です。こちらは6月末と変化ありません。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2017.5.12

2017.8.10「-9.94」です。

引き続き2017.4月後半から「-5~ー10」のレンジにありますが、「-10」に近づいてきました。

日本市場で「信用買い」の取引を行っている投資家が損失を抱えやすくなっていきていると思われます。

ただ、上記期間の長期平均はおおむね「-12」ですので、まだ平均値にも届かない程度、市場はわずかに安定、安心モードといえそうです。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

貸し出し態度判断DI (中小企業)

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※以下サイトデータより管理者作成 日銀 ※期間:1983.6月~2017.6月

2017.6月 「+21」です。

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※3カ月ごとの更新データです

割高の目安「+10」以上なので、割高圏と推測。

日本の金融機関の貸し出し態度は中小企業に関しては、1980年代並みに「とても緩くて甘い」状態が続いているようです。

貸し出し態度判断DIについて詳しくはコチラ↓

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

 

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

先週と変わりありません。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒ふつう~やや割高?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★貸し出し態度判断DI⇒割高圏?

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「やや割高~割高圏」と推測します。

したがって、現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

◎資産配分において、株式の配分比率を減らす

◎資産配分において、現金の配分比率を増やす

◎長期投資を一時やめる

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※バリュー投資の発想から「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

サブプライムバブル期との比較

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※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒東証REIT指数 日足 時系列データ

あとがき

先週末の北朝鮮がらみのリスクオフ相場はすぐに反転し、小さなエアポケットに入った旅客機がすぐに順行モードに戻ったかと思いきや、トランプリスクが意識され、今週末も少し株安傾向です。

今回の下落が小さなエアポケットなのかはわかりませんが、先週から、少し機体が揺れます。

先週に続いて、1ドル108円台、日経平均の先物は19300円台に突入(8.18の夜)。

 

そんな中、日本のジャスダック市場は堅調です。

下記グラフはジャスダック平均とTOPIXの、ここ10日間の比較チャートですが、少し落ちてもすぐ回復、なかなか元気、8月18日もほとんど無傷。

f:id:yukimatu-tousi:20170818163227p:plain※出所:SBI証券

下記グラフは10年間の比較チャート。

f:id:yukimatu-tousi:20170818163152p:plain ※出所:SBI証券

10年で見ると実に大きな差がついています。

小型株、新興株の方が大型株より効率的に利益を生み出せている実力差?

なのか

小型株、新興株への過剰な楽観が生み出す差

なのか、わたしにはわかりませんが、興味深い「差」です。

下記チャートはジャスダック平均の10年の軌跡。

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  ※出所:SBI証券

2009年の底から約3.3倍になっています。

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 ※出所:SBI証券

しつこいですが、これで最後です。

上記グラフはS&P500とジャスダック平均のここ10年の比較チャート。

為替要因は入っていないので、正確に比較はできませんが、指数の変化だけならジャスダックの勝利?

アベノミクス後の急騰ぶりが、すごい・・・

 

日本市場の関連記事、二つです。よければどうぞ。

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