ユキマツの「長期投資のタイミング」

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いつものように回復&急反発 ~日本市場の概況 2017.9.16~

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先週はじわじわ下げた日本市場でした。

今週は急反発した一週間でした。

日本市場を株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測してみます。

各指標の現在

直近の日本市場を株式の「割安割高の目安」になりそうな

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

の5つの指標の最新データで観察していきます。 

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2017年8月末

9.15の日本バフェット指標は「1.15」でした。

時価総額は約「628兆円」。

直近の最高額、8月7日の「627兆円」を上回り、先週の下落から急反発しました。

来週FOMCが開かれますが、どうなるでしょうか。

 

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.75」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、日本株は割高圏と推測。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>


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信用買い残

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2017年7月28日

2017.9.8 26858億円(約2.7兆円)です。

前週比230億円ほどの減少です。

先週株価が下げていたわりには減少幅が少ないです。

7月以降2.6~2.7兆円がレンジです。

 

上記期間の長期平均は約2.3兆円であり、長期平均から少し上方に偏った値です。

この指標では「ふつう~やや割高傾向?」と推測。

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信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

f:id:yukimatu-tousi:20170903221426p:plain※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年1月末~2017年8月末

2017.8月末「1.3」です。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2017.5.12

2017.9.8は「-11.0」でした。

今週の動きから、来週のデータは久々に「-10」以下になるかもしれません。

と先週書いていましたが、ひさびさに2017.4月後半から続いている「-5~ー10」のレンジ内からはみ出しました。

ただ、今週は株価は戻しているので、またレンジに収まりそうです。

 

上記期間の長期平均は約「-12」なので、「-11.00」はほぼ平均値に近い値、大騒ぎする状況ではありません。

 

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

貸し出し態度判断DI (中小企業)

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※以下サイトデータより管理者作成 日銀 ※期間:1983.6月~2017.6月

2017.6月 「+21」です。

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※3カ月ごとの更新データです

割高の目安「+10」以上なので、割高圏と推測。

日本の金融機関の貸し出し態度は中小企業に関しては、1980年代並みに

「とても緩くて甘い」状態

が続いているようです。

 

金融機関の貸し出し態度が甘い時期は、総じて世の中の金回りが過剰によくなりやすく、金融資産の評価額も実力以上に上がりがちで、経験的には要注意の時期です。

 

貸し出し態度判断DIについて詳しくはコチラ↓

貸し出し態度判断DI <金融機関の貸し出し態度が「緩い」から「厳しい」比率を引いた値>

 

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒ふつう~やや割高?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★貸し出し態度判断DI⇒割高圏?

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「やや割高~割高圏」と推測します。

したがって、現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

◎資産配分において、株式の配分比率を減らす

◎資産配分において、現金の配分比率を増やす

◎長期投資を一時やめる

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※バリュー投資の発想から「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

※指標ごとに、データ確認時期にタイムラグがありますので、必ずしもリアルタイムの判断ではありません

サブプライムバブル期との比較

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※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒東証REIT指数 日足 時系列データ

先週より株価は総じて2%以上の大きな上昇幅になっていますが、リート指数は「1670⇒1671」でほぼ変わらず。

相変わらずさえない動きです。

あとがき 

「来週はいつものように回復する?」

と書いていましたが、先週へこんだ株価は「いつものように回復」しました。

回復どころか時価総額は2017年8月7日の高値を超えました。

 

北朝鮮のミサイルでも市場の動揺は比較的小さい印象。

世界の景気動向、米国経済成長率もトレンドは堅調。

全世界の株式時価総額も史上最高額を更新し続けている様子(8月末。まだデータをはっきり確認できていませんが)。

ここのところ、ポジティブなデータが目につきます。

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