2017.9.19に日本の全市場の時価総額は過去最高を記録した模様です。
日本のバフェット指標も2015年の高水準に並ぶ模様。
歴史的な特別な日でもあるかもしれないので、簡単に記事にしてみます。
2017.9.19の日本の全市場の時価総額
638.8兆円でした。
直近の高値が627~628兆円だったので、一気に突き抜けた感が印象的。
日別の過去のデータをすべて確認した訳ではないので、断定できませんが、おそらく過去最高の額です。
明日以降、更新を重ねる可能性もありますが、ある意味記録的な一日だったので記事にしたかったのです。
・急な選挙ムード
・ダウ最高値更新
・長年続いた金融緩和政策
・世界的にそこそこ景気がよくても金利もインフレ率も上がらない状況
・少し下げてもすぐ回復する株価
様々な要因が重なっているのでしょうが、FOMCを前にして、驚きでした。
<日本の時価総額>
※出所:日本取引所グループのデータより管理者作成 ※期間:1985.1月末~2017.8月末
日本のバフェット指標の推移
日本バフェット指標についてはコチラ↑
9.19の日本のバフェット指標も
1.17
で、2015.5月、2015.7月に記録した「1.17」と並び、とても高い水準です。
※出所:日本取引所グループ、Global Noteのデータより管理者作成 ※期間:1985.1月末~2017.8月末
・日銀の年間6兆円のETF購入
・低金利
などを筆頭に過去とは状況が異なるので、この指標のみで現在をバブルと断定するのは危険ですが、少なくとも
日本株は割安な状況
ではなさそうな気がします。
こういう状況で思い出す言葉
相場は割高あるいは割安でも、数年にわたってその状態を維持したり、さらにその度合いを強めたりする可能性がある
※出所:『投資で一番大切な20の教え』ハワード・マークス
頭と尻尾はくれてやれ
※相場の世界に伝わる格言
どこまで上昇を続けるか、引き続き観察を続ける予定です。
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