ユキマツの「長期投資のタイミング」

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全世界の時価総額、79兆ドルを突破し史上最高値

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世界の時価総額が2017.7月末で79.2兆ドルになったようです。

2017.6月末に記録した77.7兆ドルを上回り、記録更新です。

※データ出所:World Federation of Exchanges

近年の世界の時価総額の動向

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※出所:WFEのデータより管理者作成
上記グラフは1995年1月末~2017.5月末の世界時価総額の推移です。
 
サブプライムバブル絶頂期、2007.10月の63.0兆ドルという記録は、ちょうど6年後の2013.10月に抜かれ、2015.5月には75.6兆ドルを記録します。
 
その後、2016.2月には61兆ドル程度まで、約2割減少するのですが、世界の景気回復に伴って徐々に盛り返し、2017.7月末に79.2兆ドルとなり、記録更新中です。
 
79.2兆ドルという数字は、リーマンショック後2009.2月末の28.9兆ドルの
約2.7倍
に当たり、また2017年の世界の名目GDP、約77.99兆ドル(IMF推計値)をわずかに上回る数字です。

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※データ出所:World Federation of ExchangesIMFのデータより管理者作成

 

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GDPをどれだけ上回れるか

世界の時価総額は世界の名目GDPに対して、
ITバブル(1999年)では約8%上回る水準まで
サブプライバブル(2007年)では約9%上回る水準まで

 膨らみました。

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 ※出所:◎GDP→IMF ◎時価総額→WFEのデータより管理者作成

この経験則を重視し、仮に世界の時価総額が世界の名目GDPを9%上回るとすると
77.99兆ドル(世界の名目GDP)×1.09≒85兆ドル
の計算から、ざっと85兆ドル程度まで時価総額が膨らめば、この観点からは
近年の2回のバブルに匹敵する
といえそうです。
あと6兆ドルくらい。
いまの勢いだと、一気に抜いてしまうかもしれませんが、85兆ドルは一つの節目かもしれません。
 
ただ、2017年の世界の名目GDPのデータはあくまでIMFの予測値で、なおかつ2017.10月のデータ更新でぶれる数値なので、バフェット指標の数値もぶれると思われ、あらかじめおことわりさせていただきます。
 

世界バフェット指標の確認

最後に世界バフェット指標の推移とデータを簡単に確認しておきます。

世界バフェット指標の概要

○世界的な株式の割安・割高を知る目安になる指標です

○世界バフェット指標=全世界の時価総額÷全世界の名目GDP

○世界バフェット指標の数値が大きくなる→「株式は割高傾向」と判断

○世界バフェット指標の数値が小さくなる→「株式は割安傾向」と判断

○1995.1月末~2017.7月末の世界バフェット指標の

★平均値(幾何平均):0.77

★中央値:0.78

※世界バフェット指標について詳しくはコチラ↓

世界バフェット指標の推移と使い方の目安

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※出所:◎GDP→IMF ◎時価総額→WFEのデータより管理者作成

※期間:1995.1月~2017.6月

上記グラフは世界バフェット指標の推移と使い方を示したものです。

世界バフェット指標が

・0.95以上は株式は割高圏?

・0.65以下は株式は割安圏?

という判断はわたしがざっくり決めた単なる近年の経験則であり、先見性はありません。

 

2017.7月末の世界バフェット指標は「1.02」であり、この指標では割高圏にあると推測されます。

 

近年の世界バフェット指標の頂点は

1999年:1.08

2007年:1.09

2015.5月:1.02

2017.7月:1.02

です。

 

日本のバフェット指標もそうですが、世界のバフェット指標も2015年の世界的な株高時期に並んできました(当時は中国株がバブルでした)。

 
世界バフェット指標に関して、1995.1月末~2017.7月末、22年6ヵ月間、271個の月末データのうち、「1.00」を超えたのは(時価総額が名目GDPより大きかったのは)、
10個(全体の約3.7%)
だけです。
 
2017.8月末も「1.00」を超えてきそうなので、この指標に関しては、上位5%に入るレアな状態に突入しているかもしれません。
 
先のことは分かりませんが、現状は
・世界経済の規模に比べて、世界の株式時価総額が、平均的な時期よりはかなり大きくなっている珍しい時期
 ・過去のデータ的にはあまり心地よくない時期
と個人的には考えています。
 
この勢いをみていると、当分上がりそうな雰囲気もプンプンしますが・・・

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※データ出所:World Federation of ExchangesIMFのデータより管理者作成
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