ユキマツの「長期投資のタイミング」

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米国失業率 4.1% 歴史的低水準が続く ~米国景気を探る  2018.1.12~

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米国景気動向を2つの指標

【失業率】

【ISM製造業景気指数】

で確認してみます。 

まず【失業率】から。

失業率の長期推移(1948年~)

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※出所:Civilian Unemployment Rate ※期間:1948年1月~2017年12月

上記は米国失業率の約70年の長期推移です。

灰色のラインは景気後退期で11回あります。

●失業率のボトムからしばらくして

あるいは

●失業率のボトムから失業率が上昇し出すタイミング

景気後退が訪れるというパターンが目立ちます。

景気後退が訪れると株価は大きく下がりやすいので、できるだけ高値で売り抜けたい場合、

●可能な範囲で失業率のボトムを探り

●ボトムらしき時期に株式の比率を下げたり現金比率を上げる

という対処は、この期間においては有効な経験則ではあるかもしれません。

※株価と同様、失業率もいつがボトムかなのかは事前にはわかりませんが・・・

 

また、この期間で最低の失業率は1953年の2.5%です。

その他、失業率のボトムは1960年代に3.4%。

その後はITバブルの頃(2000年)の3.8%が目立ったところ。

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※出所:US Unemployment Rate

最新の失業率

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※出所:US Unemployment Rateのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2017年12月

もう少し新しいデータ、1995年からの推移です。

この期間の長期平均「5.7%」で、ラインを引いています。

失業率のボトムの時期に赤丸をつけています。

2017年12月の失業率は「4.1%」でした。

米国失業率が示唆すること

2017年12月の失業率「4.1%」は

・サブプライムバブルの頃のボトム、4.4%は下回り

・ITバブルのころの3.8%よりは高い

値です。

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※出所:Civilian Unemployment Rateより管理者作成

過去50年では3番目に失業率が低い時期といえます。

S&P500と米国失業率

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※出所:US Unemployment RateYahoo Financeのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2017年12月

米国の失業率と「<S&P500>÷200」の推移を併記したグラフです。

S&P500を200でわったのは、特に意味はなく、失業率の動きと比較するためです。

 

微妙にタイムラグはあるのですが、近年の傾向としては

・株価上昇期は失業率は下がる

・株価下落期は失業率は上がる

(株価がピークから下落し出した後、あるいはほぼ同時に、失業率が上がり出す)

傾向はあります。

失業率がこれ以上下がらない、とする明確な根拠もなく、未来の展開はわかりませんが、今後、

失業率が底を打って上昇してくる、

あるいは

株価が明確に下落しだしたら

少し注意してもいい時期なのかもしれません。

2017年10~12月は「4.1%」で横ばいです。

 

次にISM製造業景気指数に移ります。

ISM製造業景気指数とは

ISM製造業景気指数とは|金融経済用語集

ISM製造業景気指数は、アメリカ合衆国米国供給管理協会(ISM:Institute for Supply Management)が発表する、製造業の購買担当役員へのアンケート結果を元にした「企業の景況感」を示す経済指標をいいます。

 ※引用元:ISM製造業景気指数とは|金融経済用語集

一般的な説明は上記のようになり、簡単に付け加えると以下のようになります。

①この指数が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示唆するといわれています。50が節目です

②指数が大きくなると景気改善、小さくなると景気悪化を示唆します

③毎月第1営業日に前月の結果が発表され、即時性が高い米国の景況感を示唆する指標です

④個人的な経験則として、株式が割安な時期は、ISM製造業景気指数が50を下回っている可能性が高い、と考えています

ISM製造業景気指数について、詳しくはこちらの記事を参照ください↓



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ISM製造業景気指数の推移(1970~)

f:id:yukimatu-tousi:20180111221807p:plain※出所:アメリカ ISM製造業購買担当者指数のグラフより管理者作成

1970年以降の推移です。

 

近年ではITバブル後とサブプライムバブル後の落ち込みが激しいです。

一つの考え方、経験則として、ISM製造業景気指数が「50」を大幅に下回っている時期に

・株は割安?

と推測してみるのは、あまり無理がないと考えます。

ISM製造業景気指数の推移(2013年~)

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※出所:アメリカ ISM製造業購買担当者指数のグラフより管理者作成

ここ5年のISM製造業景気指数の推移です。

節目の50にラインを引いています。

 

ほとんどの月で節目の「50」を上回っており、米国経済の好調さを示唆していると思われます。

2017.12月のISM製造業景気指数

2017.12月の指数は59.7でした。予想(58.1)より高く、とても高い水準です。

この指標ではまだ好景気が続きそうな、雰囲気。

まとめ

【失業率】

【ISM製造業景気指数】

ともに米国景気の好調さを示唆しています。

今年、失業率がどこまで下がるのか?

2017年10~12月と3ヵ月間続く

4.1%がボトムなのか

●さらに下がっていくのか

●しばらくこの水準で停滞するのか

興味深いところです。

関連記事です。

・米国景気はいつまで拡大するか?

・投資と期待値

・OECD景気先行指数

・米国GDP

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