ユキマツの「長期投資のタイミング」

今の株価、<割高・ふつう・割安?>の三択からあえて選ぶなら<割高?>と推測するサイト。判断の根拠として<景気><金融政策><投資家のリスク許容度>などを重視

微妙 ~日本市場の概況 2017.2.24~

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日本市場をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測してみます。

今週の日経平均

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※出所:日経平均インデックス(N225 - Investing.com

日経平均は22000円台を回復するシーンもありましたが、21000円台に戻っています。

週間では0.8%ほどの上昇。

今週の日本10年債利回り

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※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回り

米国債は利回り上昇傾向ですが、引き続き日本国債利回りはわずかに低下傾向。

今週のドル/円

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※出所:USD JPY 証券株式相場 | ドル 円 相場 - Investing.com

今週は0.7%ほど円安にふれました。
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5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2018年1月末

2.23の日本バフェット指標は「1.24」でした。

2.16の「1.22」より上昇。

2018年1月末は「1.29」だったので、1月末からは下落。

この指標のピークとしては約28年前、1989.12月の「1.45」に次ぐ高い水準になっています。

2.23の時価総額は約「681.8兆円」(全市場の合計値)。

2.16より増加。

確認できている範囲では、1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.75」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、長期的観点からは

日本株は割高圏?

と推測。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

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※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2018年1月26

2018.2.16 33555億円(約3.4兆円)です。

前週比約542億円の少し多めの減少です。

上記期間の長期平均は約2.4兆円であり、3.4兆円は長期平均から上方に偏った値です。

アバウトな判断ですが2.4兆円から離れてきたので、この指標からは

やや割高?

と推測。

<2017.10.27以降の推移>

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年1月末~2018年1月末

2018年1月末の東証一部PBRは「1.5」でした。

2007年8月以降、10年以上ずっと「0.7~1.3」のレンジでしたが、2017年10月末に上抜けし、11月、12月も「1.4」となり、2018年1月に「1.5」へ。 

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2018.1.12

2018.2.16は「-9.90」でした。2018.2.9の「-10.10」からマイナス幅がやや縮小。

-5~ー10」のレンジに戻っています。

2月の急な株安局面で、信用買い方はそれほどダメージを受けていない模様。

上記期間の長期平均は約「-11」であり、「-9.90」は長期平均に近いので、

ふつう(安心でも不安でもない)?

と推測。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

1998年からの

・長期平均:25.3

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<長期チャート>

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※出所:日経平均ボラティリティーインデックス(JNIV - Investing.com

※期間:1998年~2017年2月22日

<ここ3ヵ月のチャート>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより管理者作成

2.23は「22.08」。

2.16は「23.48」、あまり下がっていません。

長期平均「25.3」であり、「22.08」は少し平均値より小さい値、信用評価損益率と同様、市場心理は

ふつう(安心でも不安でもない)?

と推測。

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒やや割高?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではなさそう

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「割高圏?」と推測します。

 

現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

①リスク資産の資産配分が大きくなりすぎていれば、所定の配分に戻す

②資産配分において、株式の配分比率を減らす

③資産配分において、現金の配分比率を増やす

④長期投資を一時やめる(投資をやめる機会を探している場合)

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※基本的にできるだけ「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

※指標ごとに、データ確認時期にタイムラグがありますので、必ずしもリアルタイムの判断ではありません

サブプライムバブル期と「今」のデータ比較

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※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI⇒主要時系列統計データ表

TOPIXは2007.6月末の値に近づいてきました。

あとがき

f:id:yukimatu-tousi:20180223222659p:plain※出所:SBI証券

先週も載せましたが、日経平均とドル/円の比較チャートです。

ここ3ヶ月の推移。

この期間だけ見ていると、途中株が大きく上げる時期もあったものの、結局3ヶ月で仲良く円高株安傾向、ということになりますが、今後はどうなりますか。

 

2月初めの株安から約3週間がたちました。

日経VIや信用評価損益率は長期平均辺りで推移。

株価は大きく下げてから小さな反発、その後少しうろうろ状態。

3月FOMCに向けて、何とも微妙な感じです。

<TOPIXとジャスダック・ここ3ヶ月比較>

f:id:yukimatu-tousi:20180223223609p:plain※出所:SBI証券

そんな中、ジャスダックはTOPIXに比べて堅調です。

2015年に一休みがあるものの、ここ5年上げ続けていますが、今回も「軽症」となり、上昇を続けるでしょうか。

<ジャスダック・ここ10年>

f:id:yukimatu-tousi:20180223223841p:plain※出所:SBI証券

関連記事

・日本の金融機関の貸し出し態度と株価水準

www.yukimatu-value.com

・ドル/円と日経平均の関係について

www.yukimatu-value.com

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【ナツユキマツの出版物】

主にブログ内容をまとめた、だけの本です
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※一部加筆
20171207124844


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