ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

結果を人のせいにしない ~「13年間で学んだこと⑥」~ 

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「13年間で学んだこと」シリーズの6回目になります。

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大きなストレスが生じるとき

投資をしていて、うまくいくこともあればうまくいかないこともあります。

うまくいっていれば、あまりストレスは生じません。

特に何もせず、時間が経つだけで資産が増えていくような時期もあります。

 

一方で、何もしていないのに資産が減っていくような時期もあります。

想定外の結果は大きなストレスです。

そんなとき、どんな対処をするかは人によって異なります。

ストレスへの対処

例えばですが、ストレスへの対処法としてよく見かける事例を挙げてみます。

①仲間を探す

同じようなストレスに見舞われている他者に自分の状況を話し、ともに共感し、「つらいのは自分だけではない」ことを意識しストレスの軽減を図る。

②攻撃に走る

往々にして他者を攻撃していると、その最中は自身のストレスへの意識は低くなるような気がします。

●株価が暴落したのは○○がダメだからだ

●○○のせいで自分は損した

その手の攻撃は、他者からみれば不思議な感じがしますが、攻撃している本人にとって、何らかのストレス軽減作用がありそうです。

③現実逃避

株価をみるからつらくなる、だったらみなければいい、投資のことなんて今はとりあえず忘れた、「そうだ京都に行こう」みたいな対処法。

大した問題でなければ意外に楽しい対処法。

重大な問題でこれをやると、ときには致命的な結果になることも。

④現実直視

③の逆で、ストレスが生じた原因を直視し、実効的な対処法を模索するスタンスです。

模索しても有効な対処法がない場合もありますが、できることは試してみるというスタンス。

あまりに問題の規模が大きすぎると、現実対処できず、返り討ちに遭うことも。

結果を人のせいにしない

例えばで挙げてみましたが、わたしは必ずしも常に正しい対処法があるとはいえないと思います。

人によって好みのスタンスがあるでしょう。

今のわたしの場合、損すると

予知能力のない自分が向う見ずにも投資なんかして損した。

そりゃあそんなことも普通に起きるだろう。

しかたない。

傷口が大きくなりすぎる前にまた手を打っておこうか・・・

そんな感じです。

 

ただ、「結果を人のせいにする」のはあまり好きではありません。

自分で何らかの対処策をとらず、ひたすら「今の不快な結果」を他者のせいにして、とりあえず誤った選択をしてしまった

過去の自分

を無理やり正当化しようとし続けるのは、経験上、あまりいい結果にならなかったように感じます。

人はおそらくたくさん間違えます。

どう考えてもそんなに賢くない瞬間を日々経験しています。

投資において、大失敗しないこと、それがとても大事だと思います。

そして、結果を人のせいにして、失敗から学ぶ機会を放棄してばかりいると、

大失敗する可能性

が上がるような気がします。

また、ある程度リスクを冒して失敗しないと、神妙に勉強する機会もないようにも思います。

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