ユキマツの「長期投資のタイミング」

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FRBとECBでみるとチャラ ~FRB、ECB、日銀の資産動向<2018年4月データ>~

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2018年4月末のFRB、ECB、日銀、3つの中央銀行の資産動向を確認する記事です。

※本記事では便宜的に「1ドル=110円」「1ユーロ=130円」で円換算しています
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中央銀行の動向を確認するメリット

中央銀行の動向は

投資タイミングの時期を判断する一つの手掛かりになり得る

とわたしは思います。

※その説明↓

「中央銀行の動向」が「投資タイミング」を判断する、一つの手掛かりになり得ると考える根拠 - ユキマツの「長期投資のタイミング」

FRBの動向

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※出所:All Federal Reserve Banks: Total Assets | FRED | St. Louis Fed

ここ1年のFRBの資産推移です。

2018年4月末:4.37兆ドル(約481兆円)でした。

前月比 -2兆円

2018年でざっと9兆円資産が減っています。

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※出所:All Federal Reserve Banks: Total Assets | FRED | St. Louis Fedのデータより管理者作成

ECBの動向

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※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) | FRED | St. Louis Fed

上記グラフはここ5年のECBの資産推移です。

量的緩和はペースダウンしてきています。

ECBの資産は2018年4月末:4.53兆ユーロ(約589兆円)でした。

前月比+1兆円

2018年でざっと9兆円資産が増えており、FRB(-9兆円)とECBのトータルでみると、±0、チャラです。

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※出所:Central Bank Assets for Euro Area (11-19 Countries) | FRED | St. Louis Fedのデータより管理者作成

日銀の動向

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※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan | FRED | St. Louis Fed

上記グラフはここ1年の日銀の資産推移です。

日銀の資産は2018年4月末:約535兆円でした。

前月比+6兆円

2018年の4ヶ月で約14兆円の増加。

このペースだと年間約42兆円の増加、昨年(約45兆円)と同じくらいのペースになるのでしょうか。

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※出所:Bank of Japan: Total Assets for Japan | FRED | St. Louis Fedのデータより管理者作成

3つの中央銀行、トータルでの変動

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※出所:Bank of JapanCentral Bank Assets for Euro Area Total Assets | FRED | のデータより管理者作成 

3つの中銀のトータル資産は2018年4月末:約1601兆円でした。

・前月比+5兆円

・FRB:-2兆円

・ECB:+1兆円

・日銀:+6兆円

※為替レートや四捨五入で誤差あり

2017.12月末は「1592兆円」だったので、2018年は4ヶ月で「+14兆円」。

日銀の増加分と同じ。

このペースだと年間「+42兆円」となり、2017年の年間「+150兆円」ペースからは大幅に緩和ペースが落ちることになりそうです。

つまり、昨年と比べ、年間100兆円以上のペースダウン。

昨年より今年は国債等の債券利回りが上昇しやすい環境ではあると思われます。

<2018年、長期国債利回りの上昇幅>※5/23の昼ごろのデータ

●米国:2.41⇒3.06%(+0.65%)

●ドイツ:0.43⇒0.56%(+0.13%)

●イタリア:2.00⇒2.32%(+0.32%)

●日本:0.05⇒0.05%(変わらず)

おわりに

ECBは2018年9月で量的緩和策である資産購入プログラムを終了する見通し。

FRBは地味に資産縮小中なので、この2行トータルの資産は今後少しずつ減少していきそうな雰囲気。

FRB、ECB、日銀のトータル資産でみると、増加していくかどうかは日銀の動向に大きく左右されそうです。

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20171207124844


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