ユキマツの「長期投資のタイミング」

今の株価、<割高・ふつう・割安?>の三択からあえて選ぶなら<割高?>と推測するサイト。判断の根拠として<景気><金融政策><投資家のリスク許容度>などを重視

動揺おさまらず ~日本市場の概況~

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今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測し、日本市場の概況をみてみます。

今週の日経平均

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※出所:マーケット|SBI証券

10.26は「21,185」。先週末比-6.0

週間でかなり大きな下落。

9月末は「24,120」だったので、10月は-12.2%

月間で10%を超す下げ。

日経平均の直近の高値は2018年10月の「24,448」。

今週の日本10年債利回り

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※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回り

7/23以降、日銀が0.2%程度までの金利水準を容認する?

という話もある日本の長期国債利回り。

10.26は「0.11%」。

今週は債券が買われ利回りが下がっている様子。

7/23以降の利回りの最高値は2018年10月の「0.169%」。

今週のドル/円

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※出所:USD JPY 証券株式相場 | ドル 円 相場 - Investing.com

今週は「1ドル=112円~113円」程度で推移。

リスクオフ相場ですが、今週円高はあまり進まなかったという印象。
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5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2018年9月末

10.26の日本バフェット指標は「1.11」で大幅に低下。

9月末は「1.26」だったので10月は今のところ大幅下落。

直近の月末値ピークは2018年1月の「1.28」。

 

10.26の時価総額は約「617.2兆円」(全市場の合計値)。

確認できている範囲では、2018.1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

現在は最大値を16.2%下回っています。

東証一部の時価総額は今週600兆円を久々に下回りました。

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.76」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、長期的観点からは

日本株は割高圏?

と推測。

2017年6月頃に戻った感じ。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

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※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2018年7月27

2018.10.19 31,700億円(約3.2兆円)。

前週比+1105億円と3週続けての大幅増加。

3週で約3900億円の増加、今週の大きな下げでどうなるか。

直近ピークは2018.3.23の約3.7兆円。

水準としては長期平均の「2.4兆円」より大きく、この指標からは

やや割高?

と推測。

<2017.10.27以降の推移・月末値と直近数値>

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年1月末~2018年9月末

2018年9月末の東証一部PBRは「1.4」(前月比+0.1)でした。

2018年2月以降、4ヶ月間「1.4」が続き、その後3ヶ月間は「1.3」。

9月に「1.4」へ。

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2018.7.6

2018.10.19は「-10.17」でした。前週の「-10.60」からマイナス幅がやや縮小。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

ふつう?

と推測。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

来週はマイナス幅が大きくなるか。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

1998年からの

・長期平均:25.3

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ3ヵ月のチャート>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート

10.26は「28.11」。前週末は「22.36」だったので大幅に上昇。

長期平均「25.3」を上回り、投資家心理は

やや不安?

と推測。

割安の目安「30」より小さいので、「割安ではなさそう」と推測。

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒やや割高?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではなさそう

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「割高圏?」と推測します。

 

現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

①リスク資産の資産配分が大きくなりすぎていれば、所定の配分に戻す

②資産配分において、株式の配分比率を減らす

③資産配分において、現金の配分比率を増やす

④長期投資を一時やめる(投資をやめる機会を探している場合)

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※基本的にできるだけ「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

※指標ごとに、データ確認時期にタイムラグがありますので、必ずしもリアルタイムの判断ではありません

サブプライムバブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

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●日本のバフェット指標:2007.6に接近

●日本の時価総額:2007.6にやや接近

●TOPIX:先週は「1700」を割り込み、今週は一気に「1600」を割り込む。1月高値「1911」の「-16.5%」の水準。

あとがき

先週は週末に当局の介入もあって上海総合指数が大幅な上昇をみせ、上海をきっかけに

来週以降、イヤな流れに変化が起きるかどうか。

と書いていましたが、今週は変化は起きず、かなりひどい結果になっています。

とりあえず落ち着きませんね。

普段見ないのですが、最近夜間の日経平均先物なんかをぼんやりみていると普通に「50~100円」ときとして「200~300円」くらいの値幅が5分10分くらいで一気に乱高下したりします。

2017年にはなかったフラフラ感。

日経平均オプション・プットの価値が暴騰し、ヘッジ取引としての存在感が際立っています。

10/22に30万円で買ったプットが10/26には120万円くらいになっています。

日経VIは久々に節目の30に接近。

来週大幅反発があるかもしれませんが、このままだと日経もTOPIXも10月月間で10%以上の下落。

TOPIXは弱気相場の目安、直近高値から「-20%」の水準が近づいています(現在-16.5%)。

米国中間選挙(11/6)まではまあぼちぼち無事かと思ってましたが、とりあえず市場の動揺が増しています。

選挙まであと6~7営業日ですが、10/26の米国市場も下げたり上げたり荒れていますね。

 

個人的にはリスク管理が普段以上に大事な局面と推測。

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