ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

AFTER 18.1 <2018年10月>

f:id:yukimatu-tousi:20181028162818p:plain

株価のピークを景気のピークも、それがいつかを事前に知ることは困難ですが、ピークらしき時期からの変化を確認することはできます。

2018年1月が直近ピークであったと仮定して、株価の変化を確認してみます。

世界の主要株価指数 <2018年1月ピーク値⇒2018.10.26の下落率>

f:id:yukimatu-tousi:20181028163134p:plain

※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成

世界の主要株価指数の「2018年1月ピーク値⇒2018.10.26の下落率」の比較です(現地通貨建て。「VT」「TOK」「VWO」はドル建て)。

データはこちら。

f:id:yukimatu-tousi:20181028163503p:plain※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本https://finance.yahoo.com/のデータより作成
スポンサーリンク


 
★ブログランキング参加中! にほんブログ村 株ブログ 米国株へ  

先進国の方が下げが小さい

f:id:yukimatu-tousi:20181028231550p:plain

3つのETFで比較するとTOKの下げが小さく、VWOが一番大きい下げ、新興国の下げに影響されるVTはTOKより大きな下げとなっています。

ロングショートの観点でみると2018年1月以降は

★ロング:TOK、米国株価指数、VTなど

★ショート:VWOなどの新興国株式指数

の組み合わせがよかったことになります。

一般化できるのかはわかりませんが、「世界景気の減速トレンド+米国の金利上昇」などを誘因に、先に新興国から株価が崩れやすいなら、上記のような組み合わせも一定期間、有力な選択肢の一つになるのかもしれません。

同様の状況が生まれれば、ですが。

米中の差が鮮明

f:id:yukimatu-tousi:20181028232935p:plain

今のところ中国市場のダメージは大きく、米国の市場のダメージは小さいです。

何気に日本やドイツも大幅な下落

f:id:yukimatu-tousi:20181028233149p:plain

日本やドイツもけっこうな下落となっています。

おわりに 

今、投資しないことが機会損失なのか「機会利益」なのかは、時間がたたないと分かりません。

推理小説ではページをめくるごとに真実が明らかになることが多いです。

投資において自分の判断が正しかったかどうか、それを明らかにしていくものは「時間の経過」です。

昨年の今頃、2017.9.29~2017.10.24の1カ月近くにわたって日経平均は連騰を続けました。 新記録となる16連騰でした。

当時1年後の今を正確に想像できた人はどれだけいたでしょうか?

同様に2018年1月の1年後、2019年1月がどのような風景になっているのか、想像もつきませんが、やはり気にはなりますね。

関連記事

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

関連コンテンツ




【更新の励みになります。よければ応援クリックを!】

follow us in feedly