ユキマツの「長期投資のタイミング」

今の株価、<割高・ふつう・割安?>の三択からあえて選ぶなら<割高?>と推測するサイト。判断の根拠として<景気><金融政策><投資家のリスク許容度>などを重視

9ヶ月間続くリスク許容度の低下トレンド

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クレジットスプレッドの一つ、「米国社債スプレッド」関する記事です。

クレジットスプレッドとは

★信用力の差⇒利回りの差=クレジットスプレッド

★クレジットスプレッド=信用力の低い債券利回り-信用力の高い債券利回り

たとえば、債券が償還されるまでの期間が同じ社債と国債があり、社債の利回りが5%、その国の国債利回りが2%であった場合、

5%-2%=3%

がクレジットスプレッドです。

クレジットスプレッドの一つの使い方に

★クレジットスプレッドが縮小するとき(小さくなるとき)

⇒投資家心理は安心・楽観傾向、リスク許容度は高い

⇒株式などのリスク資産は割高傾向

★クレジットスプレッドが拡大するとき(大きくなるとき)

⇒投資家心理は不安・悲観傾向、リスク許容度は低い

⇒株式などのリスク資産は割安傾向

があります。

株式の割安水準や投資家のリスク許容度を探るうえで一つの目安になりそうな指標です。

詳しくは下記リンクを参照ください。

www.yukimatu-value.com

【米国社債スプレッド】とは

本ブログにおける米国社債スプレッドは、

「米国の社債(ムディーズ格付けBaa。中等度のリスク)」と「米国債(10年物)」の利回りの差

とします。

例えば、米国社債の利回りが5%、米国債の利回りが3%なら

5%-3%=2%

が米国社債スプレッドになります。

※わたしの個人的な理解、使い方なので、一般的ではない可能性があります

※「米国社債スプレッド」は一般的な名称ではありません

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【米国社債スプレッド】の平均値、中央値

<期間:1995年1月末~2018年10月末の月末データより>

★平均値(幾何平均):2.35

★中央値:2.40

直近の【米国社債スプレッド】

ここ1年の推移

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 ※出所:https://fred.stlouisfed.org/series/BAA10Yより管理者作成

10月末は「2.03」。

9月末は「1.84」だったので、10月のスプレッドは大幅に拡大。

10月に関しては

リスク許容度は大幅に上昇した?

と推測。

直近のボトムは2018年1月末の「1.56」(2000年以降の最低値)であり、スプレッドが9ヶ月間拡大を続けていることから、

投資家のリスク許容度は9ヶ月間低下トレンドにある?

と推測。

直近の2018.11.8は「1.96」で10月末に比してスプレッドは縮小しており、11月に関しては「リスク許容度が上昇している?」

と推測。

直近の「1.96」は長期平均「2.35」よりは低い値であり、リスク許容度の水準としては

高めか。

【米国社債スプレッド】の参考データ

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 ※出所:https://fred.stlouisfed.org/series/BAA10Yのデータより管理者作成

上記グラフは<1995年1月~2018年6月>の米国社債スプレッドの推移を示したものです。

ある程度時期にずれはありますが、2000年以降のバブル期とその崩壊後に、当スプレッドは最小値と最大値をつけている傾向があります。

●ITバブル期の最小値:1.68%(2000.1月)

●サブプライムバブル期の最小値:1.57%(2007.1月)

●ITバブル崩壊後の最大値:3.82%(2002.10月)

●サブプライムバブル崩壊後の最大値:6.10%(2008.11月)

●直近の最小値:1.56%(2018.1月

2000年以降では「S&P500」「世界の時価総額」とともに、このスプレッドの最大値、最小値も

相場の転換期を探る材料になる

かもしれません。

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※出所:米S&P 500 インデックス(SPX) - Investing.comWFEhttps://fred.stlouisfed.org/series/BAA10Yのデータより管理者作成

あとがき

【米国社債スプレッド】 <ここ1年の推移>

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今年の代表的な数値

★2018.1.31~2018.2.1:「1.56%」(ボトム)

★2018.6.28:「2.00%」(1度目のピーク)

★2018.11.1:「2.04%」(2度目のピーク)

この指標を真に受けると

●2018年1月末頃にリスク許容度は最も高く

その後、

●徐々にリスク許容度は低下傾向(スプレッドは上昇トレンド)にあり、6月末や10月末に特に低くなっていた

ように読み取れますが、どうなりますか。

今のところ「世界の時価総額」や「米国社債スプレッド」は

「2018年1月頃が世界的な株価のピーク仮説」

を否定しない状態。

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※一部加筆
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