ユキマツの「長期投資のタイミング」

今の株価、<割高・ふつう・割安?>の三択からあえて選ぶなら<割高?>と推測するサイト。判断の根拠として<景気><金融政策><投資家のリスク許容度>などを重視

景気敏感株の振れ幅 ~日本市場の概況~

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今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測し、日本市場の概況をみてみます。

今週の日経平均

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※出所:マーケット|SBI証券

11.30は「22,351」。先週末比+3.3

週間で大幅に上昇。

10月末は「21,920」だったので、11月は+2.0%

10月の大幅下落後、11月は小幅ながら反発。

日経平均の直近の高値は2018年10月の「24,448」で今は高値から「−8.6%」の水準。

今週の日本10年債利回り

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※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回り

2018.7.23以降、日銀が0.2%程度までの金利水準を容認する?

という話もある日本の長期国債利回り。

11.30は約「0.09%」(前週は「0.10%」)とやや低下基調が続いています。

7/23以降の利回りの最高値は2018年10月の「0.169%」。

今週のドル/円

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※出所:USD JPY 証券株式相場 | ドル 円 相場 - Investing.com

今週は概ね「1ドル=112円台後半~113円台後半」で推移。
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5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2018年10月末

11.30の日本バフェット指標は「1.16」で先週末の「1.13」から上昇。

10月末は「1.14」で、11月はやや上昇して終了。

直近の月末値ピークは2018年1月の「1.28」。

 

11.30の時価総額は約「644.4兆円」(全市場の合計値)。

確認できている範囲では、2018.1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

現在は最大値を12.5%下回っています。

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.76」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、長期的観点からは

日本株は割高圏?

と推測。

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※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

この指標では昨年の9月頃と似たような水準。

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

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※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2018年7月27

2018.11.22 29,971億円(約3.0兆円)。

前週比−303億円と小幅な減少。

直近ピークは2018.3.23の約3.7兆円。

水準としては長期平均の「2.4兆円」より大きく、この指標からは

やや割高?

と推測。

<2017.10.27以降の推移・月末値と直近数値>

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 ※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

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※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年1月末~2018年10月末

2018年10月末の東証一部PBRは「1.2」(前月比-0.2)でした。

10月の株安を受けて大きく低下しています。

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

今回の上昇相場のピークは「1.5」となるのかどうか。

割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

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※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2018.10.26

2018.11.22は「-12.69」でした。前週の「-13.14」からマイナス幅がやや縮小。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

やや不安?

と推測。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

1998年からの

・長期平均:25.3

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ3ヵ月のチャート>

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※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート

11.30は「20.10」。前週末は「20.29」だったので今週はやや低下。

株価が上昇したわりには下がらず、「20」あたりで推移。

長期平均は「25.3」であり、投資家心理は

やや安心?

と推測。

割安の目安「30」より小さいので、「割安ではなさそう」と推測。

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒やや割高?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではなさそう

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「割高圏?」と推測します。

 

現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

①リスク資産の資産配分が大きくなりすぎていれば、所定の配分に戻す

②資産配分において、株式の配分比率を減らす

③資産配分において、現金の配分比率を増やす

④長期投資を一時やめる(投資をやめる機会を探している場合)

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※基本的にできるだけ「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

※指標ごとに、データ確認時期にタイムラグがありますので、必ずしもリアルタイムの判断ではありません

サブプライムバブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

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●日本のバフェット指標:2007年の「1.09」に近づいていましたが、少しまた離れました

●TOPIX:1月高値「1911」の「-12.8%」の水準。

あとがき

www.nikkei.com

上記記事より。

前年を割り込むのは2016年11月以来、23カ月ぶり。

(中略)

中国向けが米中摩擦などの影響により36.5%減の151億3300万円と低迷

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※出所:https://jp.investing.com/equities/fanuc-corp

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※出所:6506 | Yaskawa Electric Corp. 株式-Investing.com

ファナックや安川電機の株価は今年1月の高値から40%以上下落しています。

現在TOPIXで10%強、日経平均は10%以下の下落幅なので、景気敏感株の振れ幅の大きさが目立ちます。

一例ですが、ロング・ショート的に景気減速期には

・ロング⇒日経平均

・ショート⇒ファナック・安川電気など

がうまくはまる時期もありそうです。

ただ、わたしは本格的にやったことがありません。

ボラが大きくて苦手なのですが、景気動向の判断が当たれば悪くなさそうな戦略。

逆に景気動向の判断を大きく間違うと、ダメージが大きそう。

※ロング・ショートを勧める意図はありません。投資は自己判断、自己責任で

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