2017年4月末に開始した「ウェルスナビのロボアドバイザーVS凡人のインデックス投資」の運用状況の報告です。
2018年11月末時点の運用状況報告になります。
運用を始めて1年7ヶ月がたちました。
企画の経緯の詳細は以下の記事を参照ください。
www.yukimatu-value.com
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この企画の目的
ロボアドバイザーの優秀さを、ごくシンプルなインデックス投資と長期的に比較することで検証する
運用ルール
◎運用資金
ウェルスナビ、凡人投資 ともに 30万円
◎追加投資
行わず
◎基本ポートフォリオ
・ウェルスナビ→リスク許容度3
・凡人投資→SPDR S&P500 ETF(1557):現金(日本円)=60:40
◎リバランス
・ウェルスナビ→ロボアドバイザーにお任せ
・凡人投資→基本年1回(3月末)。10%以上の変動で凡人が随時行う
◎運用費用
・ウェルスナビ→年率1.08%(税込み)
・凡人投資→年率0.1%足らず+売買手数料
◎運用開始日
2017.4/26~4/27
◎運用終了日
一応、2022年4月末
※わたしが投資意欲を失ったり、どうしてもお金に困ったらやめます
ウェルスナビのポートフォリオ
11月末の状況です。
10月末に比べてすべての投資対象で評価額が増加。
日欧株、新興国株、不動産はわずかながらプラスに転じています。
<2018年10月末の状況>
ウェルスナビの資産評価額
2018年10月末の「+2.74%」から含み益は増加し、11月末は「+5.35%」の含み益。
凡人のインデックス投資のポートフォリオ
●SPDR S&P500 ETF(1557):66.7%
●現金:33.3%
凡人のインデックス投資の資産評価額
¥335,113
(+11.70%)
10月末は「+9.67%」でしたが11月末は+11.70%に増加。
リスクヘッジ投資の現状
225投信(1321) 売り 20株
建玉単価 19855 現在値 22990
評価損益 -62,700(約-15.8%)
日本株が上昇したためリスクヘッジ投資は赤字幅を拡大。
6万円を超えるマイナス。
収支のまとめと収益推移グラフ
●ウェルスナビ:+16,047円 +5.35%
●凡人投資:+35,113円 +11.70%
●ヘッジ投資:-62,700円
すべての投資を差引すると、2018年1月末は約「-1.2万円」。
トータルの赤字は減少傾向。
ウェルスナビ・凡人投資、両者の損益率推移です。
2017年11月以降、凡人投資がウェルスナビに差をつけ、両者の差は11月末で
+6.35%(前月は「+6.93%」)。
今後もこの傾向が続くかどうか。
おわりに
ロボアドバイザーとは直接関係ありませんが、米国債のイールドカーブ関係で。
※出所:米国債・金利 - Bloombergより作成
2018.12.4の日中の状況です。
5年債の利回り < 2年債の利回り
という珍しい状況になっています。
また10年物と2年物利回り差は
「0.14%」
と接近してきており、米国債市場でのイールドカーブのフラット化が強く感じられる状況。
また米国社債市場においては、ギリギリ投資適格債である格付け「BBB」の社債の発行額が大幅に増加しており、今後の景気動向次第では
「投資適格」⇒「投資不適格」に格下げとなる社債が急増する?
という懸念が強まる可能性も。
<参考記事>
★【ジェフリー・ガンドラック】米10年債利回りは2021年までに6%へ。金利上昇に強い銘柄とは? | Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!
景気や株式市場、米中対立などに加え、
「米国の債券市場」
が気になる状況。
<参考サイト>
興味のある方はどうぞ。
★10-Year Treasury Constant Maturity Minus 2-Year Treasury Constant Maturity | FRED | St. Louis Fed
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