ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

インド景気にやや陰り?

f:id:yukimatu-tousi:20190218171717p:plainインドの景気と株価水準を探る記事です。

・景気動向⇒CLI(インド)

・株価水準⇒バフェット指標など

で簡単に確認してみます。

インドの景気動向

インドの景気動向をOECD景気先行指数(以下:CLI)で探ってみます。

CLIの簡単な説明です。

○OECDが算出している景気動向を判断する指標

100が基準値

○100より低い⇒景気は悪い

○100より高い⇒景気はよい

○CLIが下降している⇒景気の減速

○CLIが上昇している⇒景気の加速

 詳しくは下記記事を参照ください。

www.yukimatu-value.com

f:id:yukimatu-tousi:20190218172049p:plain※出所:OECD Dataより管理者作成

2015年1月~2018年12月のインド(とOECD全体()のCLIの推移です。

インド景気はこの指標では

●2015年頃にピーク

●2017年2月頃にボトム

●その後、景気拡大が続いている

というところ。

ただ、12月の数値は前月とほぼ同じです。

先月のこのシリーズで

”数値の上昇の勢いにやや陰りがあるように感じられます”

と書いていましたが、12月のデータからはその印象は強まり、ピークアウトの可能性を感じるところ。

2017年2月頃がボトムなので、約2年近い拡大期を終え、今後景気減速がみられるかどうか。

水準としては好況。

景気の観点からは不景気な時期の株価が割安である可能性が高く

今はインド株を買うチャンスではない?

と推測。

インドのバフェット指標の推移と2018年末の株価水準

バフェット指標=(ある国の)株式時価総額÷名目GDP

個人的には

・この数値が長期平均より大きい⇒その国の株価は割高傾向?

・この数値が長期平均より小さい⇒その国の株価は割安傾向?

と判断する一つの目安として使用。

※経験則に基づく単なる目安です

※バフェット指標についてはこちらの記事を参照ください

www.yukimatu-value.com

インドのバフェット指標の推移を見てみます。

データは2003~2018年の年末値です。

f:id:yukimatu-tousi:20190123175354p:plain※出所:Global Noteのデータより管理者作成 ※2003~2018年の年末値で算出

この期間の平均値は0.73、中央値は0.71です。

2018年末は「0.77」。

この指標では

●2006~2007年、2009~2010年、2017年頃⇒割高

と推測。

2018年末は割高度合いが低下したが、まだ平均値以上?

というところ。

直近のインドのバフェット指標

f:id:yukimatu-tousi:20190218173352p:plain

世界経済のネタ帳World Federation of Exchangesのデータより管理者作成

2019年1月末は「0.66」で前月より大幅な低下。

1月に時価総額が6%足らず減少したことに加え、2019年の予測GDPの値で計算したため。

IMFはドル建てのインドの名目GDPが2019年に10%増加する、との予測を立てていますが、実際はどうなるか。

0.66」は長期平均の「0.73」を下回っており、インド株の水準は

ふつう~やや割安?

と推測。

2018年末は「0.77」だったので、2018年は

割安傾向

にシフトしているか?
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まとめ

CLIでみたインドの景気

●水準⇒よい

●トレンド⇒停滞?

バフェット指標でみたインドの株価水準

ふつう~やや割安?

インド株の投資のタイミングとして

●買い→あまり適さないか

●売り→「買い」よりは適す、かも

※景気水準がよく、株価は割安ではなさそうだから(景気が悪くなればもっと割安になってくれる?)

※「できれば割安で不景気な時期に買いたい」という欲張りな判断に基づいています

※個人の感想です。投資は自己責任で

おわりに

StarCapital AG - Disclaimer

上記サイトによれば2019.1.31時点のインド市場の

●PER:25.4(26.2)

●CAPE:21.6(21.7)

●PBR:2.8(2.9)

とのこと

※()内は2018年12月末の数値

前月よりやや割安傾向にシフト。

比較対象の40ヶ国でインドは2番目の割高度合いという見立てのよう。

※米国は3番目

f:id:yukimatu-tousi:20190218174338p:plain※出所:EPI | WisdomTree India Earnings ETF - Investing.comより作成

インド投資のツールの一つ、

【EPI 】ウィズダムツリー インド株収益ファンド(米国ETF。ドル建て)

のここ1年。

ぱっとしない展開。

もし今後インドで景気減速が起きれば、中長期的には株価も下げて、割安な状況が生まれる?かも。

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