ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

【短信】米国GDP成長率、ピークアウトの可能性

 

f:id:yukimatu-tousi:20190328222733p:plain米商務省が3.28に発表した10-12月期国内総生産(GDP)確定値は速報値から下方修正されました。

もしかしたらピークアウト?の可能性があり、簡単に記事にしてみます。

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四半期ごとの前年比、成長率

米国の実質GDP成長率を四半期ごとの前年比でみた推移グラフ。

<ここ10年>

f:id:yukimatu-tousi:20190328223328p:plain※出所:Real Gross Domestic Product | FRED | St. Louis Fed

リーマンショック後に急回復をみせ、その後1%程度まで低下する場面はありましたが、概ね穏やかな上昇率を長期的にキープしています。

<ここ5年>

f:id:yukimatu-tousi:20190328223644p:plain※出所:Real Gross Domestic Product | FRED | St. Louis Fedより作成

2018年第3四半期と2018年第4四半期はともに前年比+3.0%で横ばいとなりました。

速報値では「+3.0%⇒+3.1%」でしたが、確報値では横這いに。

そして2019年第1四半期は成長率の大きめの低下が予測されています。

jp.reuters.com

あくまで現時点でのわたしの勘ですが、このままいくと2019年第1四半期は前年比で「+3.0%」をキープするのは難しそうな感じ。

・米中が貿易がらみで合意する

・各国の緩和的な金融政策が効果を上げる

・自律回復する

などの理由で世界景気が年の後半には拡大傾向に戻り、大ごとにはならないかもしれませんが、とりあえず今はあまり芳しくない流れです。

米国市場、米国経済は最後の砦。

世界景気の減速感が強まる中、米国がそこそこ元気だったから大ごとにはなっていませんが、徐々に米国景気や成長率の面に怪しい兆しが感じられ、一応警戒はしておいていいと感じる状況。

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