ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

2年前と似たような水準 ~日本市場の概況~

f:id:yukimatu-tousi:20190517141725p:plain今週の日本の株価や金利をごく簡単に確認し、その後、株式の「割安割高の目安」になりそうな5つの指標で定点観測する記事。

スポンサーリンク

 


★ブログランキング参加中! にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

今週の日経平均

f:id:yukimatu-tousi:20190517164616p:plain※出所:マーケット|SBI証券

5.17は「21250」で前週比「−0.4%」。

2019年4月末は「22259」だったので、5月月間では「−4.5%」。

昨年末は「20015」だったので今年は「+6.2%」。

日経平均の直近の高値は2018年10月の「24448」で今は高値から「−13.1%」の水準。

今週の日本10年債利回り

f:id:yukimatu-tousi:20190517164842p:plain

※出所:日本 10年 | 日本 10年 債券利回り

5.17は約「−0.05%」(前週末は「−0.04%」)。

やや低下傾向ですが大きな変化なし。

今週のドル/円

f:id:yukimatu-tousi:20190517165004p:plain※出所:USD JPY 証券株式相場 | ドル 円 相場 - Investing.com

一時109円あたりまで円高が進むも、その後は反転。1ドル=109円台。

2018年のピークは10月「1ドル=114.55円」で、ボトムは3月の「1ドル=104.56円」。

5つの指標

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率 <日本市場。信用買いの損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス<日経平均版の恐怖指数>

日本バフェット指標

f:id:yukimatu-tousi:20190510215724p:plain※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳 ※期間:1985年1月末~2019年4月末

5.17の日本バフェット指標は「1.06」で前週の「1.06」と変わらず。

2018年末は「1.05」で、今年はわずかに上昇。

直近の月末値ピークは2018年1月の「1.28」。

 

5.17の時価総額は約「607.4兆円」(全市場の合計値)。

確認できている範囲では、2018.1.23の736.8兆円が現時点での最大値。

現在は最大値を17.6%下回っています。

1985年からの日本バフェット指標の長期平均は「0.77」です。

割高圏の目安「1.0」以上なので、長期的観点からは

日本株は割高圏?

と推測。

下記表からは約2年前、2017年春ごろの水準に近い?と推測。

f:id:yukimatu-tousi:20190517202636p:plain

※出所:以下サイトデータより管理者作成 日本取引所グループ 世界経済のネタ帳

日本バフェット指標について詳しくはコチラ↓

日本バフェット指標 <日本の時価総額÷日本の名目GDP>

信用買い残

f:id:yukimatu-tousi:20190419215416p:plain※出所:トレーダーズ・ウェブより管理者作成 ※期間2001年6月1日~2019年4月12

2019.5.10 22232億円(約2.2兆円)。

前週比+1450億円と突然の増加。

10連休を警戒して信用買いが控えられていた反動?

直近ピークは2018.3.23の約3.7兆円でその後、明確な減少トレンドとなっています。

水準としては長期平均の「2.4兆円」よりやや低く、この指標からは

ふつう~やや割安?

と推測。

<2017.10.27以降の推移・月末値と直近数値>

f:id:yukimatu-tousi:20190517142030p:plain※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成

信用買い残について詳しくはコチラ↓

信用買い残 <信用取引における買い方の残高>

東証一部PBR 

f:id:yukimatu-tousi:20190510220909p:plain※出所:その他統計資料 | 日本取引所グループのデータより管理者作成 ※グラフの期間:1999年12月末~2019年4月末

2019年4月末の東証一部PBRは「1.2」(前月比±0)でした。

直近ピークは2018年1月末の「1.5」。

長期平均の「1.1」よりやや高く、割安の目安「1.0」以上なので、割安ではなさそうと判断。

東証一部PBRについて詳しくはコチラ↓

東証一部PBR <東証一部上場企業全体の株価純資産倍率>

信用評価損益率

f:id:yukimatu-tousi:20190201151347p:plain※出所:トレーダーズ・ウェブのデータより管理者作成 ※グラフ期間:2001.6.1~2018.1.11

5.10は「-14.75」。

前週の「-13.65」からマイナス幅が拡大。

信用買い残は増えましたがマイナス幅は拡大。

上記期間の長期平均は約「-11」であり投資家心理は

やや不安?

と推測。

2018.12.7以降、長期平均を下回り続けており、今年に入ってずっと「-16~-13」あたりがレンジ。

割安の目安「-25」以上なので、割安ではなさそうと判断。

信用評価損益率について詳しくはコチラ↓

信用評価損益率 <日本市場。信用買い残高の損益>

日経平均ボラティリティー・インデックス

★日経平均ボラティリティー・インデックスのメモ

1998年からの

・長期平均:24.9

・最低値:11.82(2017.7月)

・最大値:91.45(2008年10月)

・個人的には30以上で「株価の割安圏」を示唆しやすい指標と考えます。

<ここ1年のチャート>

f:id:yukimatu-tousi:20190517165412p:plain※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

5.17は「18.56」。前週の「23.79」より大きく低下。

今回のリスクオフは「24」程度までの上昇ですむのか、この先があるかどうか。

長期平均は「24.9」であり、投資家心理は

ふつう~やや安心?

と推測。

割安の目安「30」より小さいので、「割安ではなさそう」と推測。

※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャートより作成

恐怖指数について詳しくはコチラ↓

www.yukimatu-value.com

現時点での日本市場の割高割安、5つの指標からの推測、まとめ

あくまで個人的な判断ですが、現時点で各指標が示唆する株式の割安、割高の判断をまとめます。

★日本バフェット指標⇒割高圏?

★信用買い残⇒ふつう~やや割安?

★東証一部PBR⇒割安ではなさそう

★信用評価損益率⇒割安ではなさそう

★日経平均ボラティリティー・インデックス⇒割安ではなさそう

総合的に判断すると、わたしは日本株式は「やや割高?」と推測します。

 

現時点での日本株の長期投資のタイミングとしては

①リスク資産の資産配分が大きくなりすぎていれば、所定の配分に戻す

②資産配分において、株式の配分比率を減らす

③資産配分において、現金の配分比率を増やす

④長期投資を一時やめる(投資をやめる機会を探している場合)

のに適す時期だと考えています。単なる経験則ですが。

※長期投資に関する一つの判断です。短期、中期的な投資には役立たない可能性が高いです

※基本的にできるだけ「割高な時期に株を売り、割安な時期に株を買う」という判断に基づいています

※単なる個人の感想です。未来は誰にも予知できません。投資は自己判断、自己責任で 

※指標ごとに、データ確認時期にタイムラグがありますので、必ずしもリアルタイムの判断ではありません

サブプライムバブル期と「今」のデータ比較

※出所:日経平均、TOPIX⇒Yahoo!ファイナンス、東証REIT指数⇒SBI証券、貸し出し態度判断DI(中小企業)⇒主要時系列統計データ表

f:id:yukimatu-tousi:20190517221131p:plain●いつもの5指標:すべてで2007.6より割高感は低めに

●TOPIX:2018年1月高値「1911」の「-18.7%」の水準。

●東証リート指数:今週は好調。週間で「+1.8%」

今週の日銀ETF買い

2018年は年間で約6.5兆円の買い出動。

中銀が1年で時価総額の1%程度を売らないで(今のところ)買い増し続ける日本市場。

買い取りペースを落とすかも・・・そんなニュースだけでも揺れそうな株価指数。

今週も日銀は2回、1400億円以上のETF買いを実施した模様。

※参照サイト:日銀ETF買い入れ結果https://nikkeiyosoku.com/boj_etf/

あとがき

<ジャカルタ総合指数:ここ5日>

f:id:yukimatu-tousi:20190517221607p:plain※出所:マーケット|SBI証券

インドネシアの株価指数が今週は一方的に下げています。

詳しい原因は知りませんが、何らかの理由でインドネシア市場からマネーが逃避している模様。

<ジャカルタ総合指数:ここ10年>

f:id:yukimatu-tousi:20190517222207p:plain※出所:マーケット|SBI証券より作成

2017年の中頃と似た水準。

日本も似たようなもの。

f:id:yukimatu-tousi:20190517202636p:plain

<上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) (1681):ここ10年>

f:id:yukimatu-tousi:20190517222131p:plain※出所:国内株式|SBI証券より作成

円建ての新興国株も2年前と似たような水準。

<S&P500:ここ10年>

f:id:yukimatu-tousi:20190517223212p:plain※出所:マーケット|SBI証券

米国株は今のところ好調。
こんな記事も

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

www.yukimatu-value.com

関連コンテンツ

【ナツユキマツの出版物】

主にブログ内容をまとめた、だけの本です
よければ暇つぶしにどうぞ
※一部加筆
20171207124844


【更新の励みになります。よければ応援クリックを!】

follow us in feedly