ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

手間暇を省くことや何となく感じる安心感

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2017年4月末に開始した「ウェルスナビのロボアドバイザーVS凡人のインデックス投資」の運用状況の報告です。

2019年5月末時点の運用状況報告になります。

運用を始めて2年1ヶ月がたちました。

企画の経緯の詳細は以下の記事を参照ください。

www.yukimatu-value.com
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この企画の目的

 

ロボアドバイザーの優秀さを、ごくシンプルなインデックス投資と長期的に比較することで検証する

 

運用ルール

◎運用資金 

ウェルスナビ、凡人投資 ともに 30万円

◎追加投資

行わず

◎基本ポートフォリオ

・ウェルスナビ→リスク許容度3

・凡人投資→SPDR S&P500 ETF(1557):現金(日本円)=60:40

◎リバランス

・ウェルスナビ→ロボアドバイザーにお任せ

・凡人投資→基本年1回(3月末)。10%以上の変動で凡人が随時行う

◎運用費用

・ウェルスナビ→年率1.08%(税込み)

・凡人投資→年率0.1%足らず+売買手数料

◎運用開始日

2017.4/26~4/27

◎運用終了日

一応、2022年4月末

※わたしが投資意欲を失ったり、どうしてもお金に困ったらやめます

ウェルスナビのポートフォリオ

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5月末の状況です。

4月末に比べてすべての投資対象で評価額が減少。

<2019年4月末の状況>f:id:yukimatu-tousi:20190502202622p:plain

ウェルスナビの資産評価額

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5月末の値です。

2019年4月末の「+9.42%」から含み益が大幅減。

凡人のインデックス投資のポートフォリオ

SPDR S&P500 ETF(1557):64.1%

●現金:35.9%

凡人のインデックス投資の資産評価額

¥330,235

+10.08%

4月末の「+15.47%」から大きめに減少。

リスクヘッジ投資の現状

225投信(1321) 売り 20株

建玉単価 19855 現在値 21410

評価損益   -31100(約-7.8%)

リスクヘッジ投資は大きめに赤字幅を縮小。

収支のまとめと収益推移グラフ 

●ウェルスナビ:+11183円 +3.73%

●凡人投資:+33235円 +10.08%

●ヘッジ投資:-31100円

すべての投資を差引すると、2019年5月末は約「+1.3万円」。

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ウェルスナビ・凡人投資、両者の損益率推移です。

凡人投資の方はこれまで10~16%程度まで含み益が増えると2回、大幅に利益を吹き飛ばしています。

現在は15.5%程度。

今回はどうなるか。

前月記事で書いていましたが、2019.5月は昨年10月と同じような下落状況。

今後はどうなるか。

2017年11月以降、凡人投資がウェルスナビを上回っており、両者の差は4月末で

6.35%(前月は「+6.05%」)。

おわりに

気づけばこの企画を始めて2年以上が経過。

ウェルスナビに関しては

・8~9%の含み損が生じると下げるパターンが目立ち、下げる期間は3ヶ月程度だった

(2018.1~3月、2018.10~12月、2019.5月~?)

・2018年12月以外は含み益の状態が続いている

などが確認できます。

それほど大きく増えているわけではありませんが、含み損を長く抱えることのない、投資を続けやすい時期だった思われます。

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以前も書きましたが、ウェルスナビの年率1.08%の運用費用は少し高い印象。

購入手数料などにもよりますが、ごくわずかな維持費で保有できるETFや投信が増え、労力を惜しまず少し学べばウェルスナビと同様のポートフォリオを誰でも組めるのに、わざわざ毎年1%近く高い経費をかけるのは個人的には不経済な感じがします。

少なくとも同様のポートフォリオと競争させれば、投資年月が長くなればなるほど、ウェルスナビは負ける可能性が高くなるわけで。

「手間暇を省くことや何となく感じる安心感」は代償を伴う可能性がある、という感じはします。

※一応2年以上保有してみての感想です。この商品を全否定する意図はありません。投資にかける時間がなく、手っ取り早く米国中心のポートフォリオで運用を続けたい人やお試しで投資を始めたい人には向くのかもしれません

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