ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

18ヶ月続く世界景気の減速トレンド

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最新の世界景気をCLIで観察してみます。


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①CLI(OECD全体)

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※出所:- Composite leading indicator (CLI) - OECD Dataより管理者作成

景気指標の一つ、Composite leading indicator (CLI。OECD景気先行指数)の2017年1月~2019年5月の推移です。

上記はOECD全体のCLIであり、世界全体の名目GDPの6割以上を占める国を網羅した景気指数です。

「100」が「ふつうの景気水準」、数字が大きいほど好況、小さいほど不況を示唆します。

先日更新された2019年5月のデータは「99.03」(前月比-0.05)。

2017年11月:100.67

が直近のピークとなっており、ピークから18ヶ月連続で減速トレンドが続いています。

景気水準自体も

悪い

といえそう。

数値の低下ペースは徐々に鈍化しており、いったん底打ちするのか、また低下ペースが加速するのか、気になるところ。

<参考:近年のCLIと経済イベント>

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※出所:- Composite leading indicator (CLI) - OECD Dataより管理者作成 ※数値は概算

1995年1月~2018年12月のCLIの推移と経済イベントです。

2019年5月時点で約「99.0」のこの指標、「チャイナショック」「欧州債務危機」の頃の数値を下回る水準。

ITバブル後(2001~2003年頃)、サブプライムバブル後(2008~2009年頃)の低水準に次ぐ水準。

※数値は随時修正されます

※CLIについて詳しくコチラ↓

トレンドは回復~少し停滞? ~OECD全体の景気先行指数 2017年11月データ~

②主要国CLI

主要4ヶ国(米中日独)の国別のCLIを確認します。

期間は2016年1月~2019年5月です。

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※出所:- Composite leading indicator (CLI) - OECD Dataより管理者作成

日本 オレンジドイツ 米国 中国

最近では<中国日本ドイツ米国>の順にピークアウト。

5月に関して中国以外、すべて下げています。

中国に関しては先月に続いて2019年1月頃をボトムに明確に反転しています。

6月の中国の製造業PMIは景気減速を示唆しており、CLIはどうなるか気になるところ。
<参考>主要国製造業PMI:2016.1~2019.6

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※出所:「https://jp.investing.com/search?q=製造業購買担当者指数 PMI」のデータより管理者作成

2016年1月~2019年6月までの景気動向を示唆する指標、製造業PMIの主要4国の最近の推移です。

「50」を節目に「景気拡大」「景気減速」を示唆。

こちらは「中国⇒ドイツ⇒日本⇒米国」の順にピークアウト。

2019.6月の数値変動は

●米国・中国:横這い

●ドイツ:上昇

●日本:低下

とまちまちでした。

※PMIについてはコチラ

参考データ:CLI(OECD全体)と世界の時価総額の比較

<近年の主な世界景気減速期における世界の時価総額>

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※出所:https://www.world-exchanges.org/Leading indicators - Composite leading indicator (CLI) - OECD Dataより作成  ※期間:1995.1~2019.1

<近年の主な世界景気拡大期における世界の時価総額>

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※出所:https://www.world-exchanges.org/Leading indicators - Composite leading indicator (CLI) - OECD Dataより作成  ※期間:1995.1~2019.1

「ストレスを抑えて比較的心地よく投資できる可能性が高い」のは世界景気の減速期ではなく、拡大期か?

おわりに

CLI(OECD全体)の数値は18ヶ月、1年半続く低下傾向。

グローバル製造業PMIは5月に節目の「50」を下回り6月も景気減速モード。

www3.nhk.or.jp

上記記事より引用。

「日本工作機械工業会」が発表した先月の工作機械の受注額の速報値は988億円で、去年の同じ月より38%減少しました

日本の工作機械受注額は6月に前年比で大幅な減少となっており、これも一つの景気悪化サインか。

景気減速ネタの増加と米国中心に堅調な株価のミスマッチ感が増している印象。

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