ユキマツの「長期投資のタイミング」

2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

レイ・ダリオ氏の怖い見解

www.youtube.com

ヘッジファンド「ブリッジウォーター」創業者レイ・ダリオ氏の考えを解説した無料動画が公表されています。

全31分です。

あくまでダリオ氏の個人的な経済観ですが、個人投資家にも役立つ部分もありそうな気はするので記事にしています。

解説ではなくただのわたしの「おぼえがき」。

7回目は「経済がクレジットによって押し上げられる」話でした。

前回の8回目は「バブル崩壊の仕組み」。

9回目の今回は「債務負担の減らし方」。

※以前の記事

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18分26秒~19分45秒:耐えきれないほど大きい債務負担の減らし方

 アメリカの利子はレバレッジが消滅した1930年代に0%となり、また2008年にもそうなりました。

不景気とレバレッジ消滅時の違いは、後者では借り手の負担があまりに大きくなっていることです。

これは利子を引き下げても回復が不可能です。

借り手は全額を返済することができない現実に直面します。

借り手は返済能力を失い担保の価値はなくなります。

負債の重さに耐えきれず借りる気力もありません。

貸し手は貸すことをやめ、借り手は借りることをあきらめます。

経済の価値が消滅した状態となっているのです。

これは個人も同様です。

では、レバレッジが消滅したときどうすればよいのでしょうか。

耐えきれないほど大きい債務負担を縮小しなければなりません。

これには4つの方法があります。

1、人、ビジネス、政府が支出を縮小する。

2、債務は不履行となりまた再編される。

3、資産は富裕層からそれ以外に再分配される。

そして4、中央銀行が新しい紙幣を印刷する。

この4つはレバレッジが消滅した際に実際に起こっています。

レバレッジも利用しつつ押し上げられた経済が債務負担の大きさから不具合を起こす段階にくると、債務負担を縮小が図られるようです。

その方法は

①支出の縮小

②債務不履行(最悪のケースでは債務者がばんざいし、債権者の権利消失)

③富の再分配

④中央銀行が新しい紙幣を印刷する

などがある模様。

富裕税

債務負担縮小の話とはずれますが、最近ドイツでは政権与党の一角が富裕税導入を検討しようかという話もあるようです。

f:id:yukimatu-tousi:20190829235736p:plain

※出所:ナツユキマツ (@yukimatu77) | Twitter

実際どうなるかは不明ですが、格差の拡大が叫ばれ、景気も悪くなってどうにも経済が回らなくなってくると、

あるところから取ったらどうか

という意見が出てくるのはそれほど不思議ではない流れ。

いつの時代もあるところにはあって、ないところにはないのがお金。

富裕税導入は富の再分配の一つの手段か。

富豪が奨学金を肩代わり

またこれはうろ覚えですが、米国で投資かなにかのビジネスで成功した人が、米国学生の奨学金返済のために多額の資産を寄付した、そしてそれがとても喜ばれた、というニュースがあったような。

これは(学生の)債務負担縮小の一つの手段。

こんなケースは滅多にあるものでもないと思われますが、いいお金の使い方の一つかもしれません。

怖い見解

www.bloomberg.co.jp

上記記事から、最近のダリオ氏の見解。

世界経済が長期の債務循環の最終段階あり

低金利の常態化により、利下げの効果が低下しており

量的緩和、金融資産買い入れも信用創造につながりにくく、効果よりその副作用が懸念される状態

1935~1945年にも同じような諸要因が同様の力学を生んでいた

とのこと。

①支出の縮小

②債務不履行(最悪のケースでは債務者がばんざいし、債権者の権利消失)

③富の再分配

④中央銀行が新しい紙幣を印刷する

今後上記のような対策がとられる事態がいつか訪れるかは不明で当分訪れないかもしれませんが、もし訪れた場合、できれば社会的政治的混乱が比較的少なく、早めに収束してくれればと感じるところ。

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※一部加筆
20171207124844


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