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2018年以降世界景気は減速トレンドにあり、中長期的には積極的なリスクテイクに適さない状況?と推測するサイト

失業率低下トレンドは約10年、株価は約3倍

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米国の景気動向、株価動向を【米国の失業率】と【景気循環】で探る記事です。

米国の失業率を知るメリット

「失業率」と「景気」は関連が強く、「景気」と「株価動向」にも関連があり、「失業率」は長期的な「株価動向」を探る材料になり得る、と思われます。

失業率 ⇔ 景気 ⇔ 株価

最新の失業率

2019年9月の失業率は「3.5%」(前月比-0.2%)でした。

この数値は

・サブプライムバブルの頃のボトム「4.4%」

・ITバブルのころのボトム「3.8%」

より小さい値。

歴史的な低失業率水準が続いていると思われます。

失業率の推移

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※出所:Civilian Unemployment Rate | FRED | St. Louis Fedより管理者作成 ※期間:1995年1月~2019年9月

この期間の長期平均「5.5%」で、ラインを引いています。

米国失業率は2009年10月のピーク(10.0%)から2019年9月(3.5%)まで、9年11ヶ月の低下トレンド。

6月、7月、8月の3ヶ月は「3.7%」でしたが、9月に低下し「3.5%」へ。

3.6%が底か、今後も低下トレンドが続くかどうか。

と書いていましたが3.6%が底ではなく低下トレンド継続中。

株価(S&P500)と米国失業率

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※出所:Civilian Unemployment Rate | FRED | St. Louis FedYahoo Financeのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2019年9月

米国の失業率と「<S&P500>÷200」の推移を併記したグラフです。

2019年9月は株価は上昇、失業率は低下、グラフ上の「株価と失業率の差」は拡大。

1995年以降、失業率の「低下時期」に株価は上昇しやすく、

失業率の「急上昇+高水準の維持期

に株価は低迷しやすい傾向がうかがえます。

短期的な状況判断には役立ちませんが、長い目で見ると、

景気(⇔失業率)と株価

の関係をうかがう目安にはなりそうなグラフ。

米国景気拡大期

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※出所:景気循環でみると2017年に米景気は後退期入り?|第一商品より管理者作成

1945年以降の米国景気拡大期をまとめた表です。

今回の景気拡大は2009年6月に始まり、現在は10年3ヶ月以上、米国の景気拡大が続き過去最長か。

上記データによれば、1945年以降の米国の景気拡大期の平均は約5年、最長で10年3ヶ月

2007年までの3回の景気拡大期の平均は「95ヶ月」(7年11ヶ月。約8年)。

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参考データ

失業率の長期推移(1948年~)と景気後退

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※出所:Civilian Unemployment Rate ※期間:1948年1月~2017年12月

上記は米国失業率の約70年の長期推移です。

灰色のライン景気後退期でこの期間、11回あります。

よくよく観察すると、

●失業率の底打ち後しばらくたってから

あるいは

●失業率のボトムから失業率が上昇し出すタイミングとほぼ同時に

景気後退が訪れるというパターンが目立ちます。

先のことは分かりませんが、とりあえず「景気後退には必ず失業率の上昇が伴っている」というのがこの期間の経験則。

その意味で失業率の観察は有用か。

米国失業率のデータ

1948年1月~2019年9月で最低の失業率は1953年の2.5%です。

その他、失業率のボトムは1960年代に3.4%。

その後はITバブルの頃(2000年)の3.8%、2019年の3.5%が目立ったところ。

最大値は1982年11~12月の10.8%。

比較的近年では2009年10月に10.0%を記録。

平均値は5.74%。中央値は5.60%。

※出所:US Unemployment Rate

「FFレート」「失業率」「株価」の確認

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※出所:US Unemployment RateYahoo Finance
Effective Federal Funds Rateのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2019年9

最後に1995年以降の「失業率(%)」「実効FFレート(%)」「S&P500÷300」の推移の確認です。

経験則に過ぎませんが、直近2回のバブル崩壊は

●失業率の底打ち(ボトム圏から失業率が上昇し始める)

●FFレートの頭打ち(利上げの中止⇒利下げ)

●株価下落

の3点セットが不吉なサインでした。

2019年9月は

・「失業率(%)」:低下

・「実効FFレート(%)」:低下(2.13⇒2.04%へ)

・「S&P500÷300」(株価):上昇

でした。

不吉な3点セットは確認されず。

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※出所:Civilian Unemployment Rate | FRED | St. Louis FedYahoo Financeのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月~2019年9月

個人的には10年程度のざっくりした長期スパンで考えると、今は長期投資を始めるビッグチャンスには見えず、むしろリスキーな雰囲気を感じます。

失業率の低下トレンドが約10年続き、S&P500は約3倍になったという投資家にとってありがたくラッキーだったここ10年。

ここから2029年頃まで失業率の低下トレンドが更に約10年続き、株価は約3倍(S&P500は8900ほど)になったりしたら、このようなブログ記事は単なる有害記事となりますが、この先どうなりますか。
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