ユキマツの「長期投資のタイミング」

投資歴16年目。 「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

はっきりしない宙ぶらりの時期

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即時性の高い米国の景気指標として

ECRI景気先行指数

があります。

ECRI景気先行指数とは

米国の民間調査機関ECRIが毎週発表している指数。

★指数が大きい⇒景気がいい

★指数が小さい⇒景気が悪い

と判断。

1967年以降の週次のデータが公表されています。

Economic Cycle Research Institute | Public Home | ECRIで入手可

「マネーサプライ」「JOC-ECRI工業市場価格指数」「住宅ローン申請」「債券実質金利」「株価」「債券利回り」「失業給付申請」の7つの要素で指数化される指数。
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ECRI景気先行指数の今

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※出所:Economic Cycle Research Institute | Public Home | ECRIより作成

2018年1月以降の推移。

最新データ2019.12.6のECRI景気先行指数は「145.9」。

直近ピーク2018.2.2の「152.7」より「-4.5%」の水準。

直近のボトムは2018.12.28の「141.1」。

今年に入って概ね

「141⇒149(4月)⇒144(5月)⇒146(7月)⇒143(8月)⇒147(9月)⇒144(10月)⇒148(11月)」

と上下動を繰り返す動き。

2018年以降のECRI景気先行指数とS&P500

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※出所:Economic Cycle Research Institute | Public Home | ECRI^GSPC : Summary for S&P 500 - Yahoo Financeデータより管理者作成 ※期間:2018.1~2019.12

2018年1月以降の「ECRI景気先行指数」と「S&P500」の週足データをグラフ化したものです。

この期間、タイムラグはありますが6つの山を作ってきた「ECRI景気先行指数」と「S&P500」。

株価は最高値を更新し上昇傾向ですが、景気先行指数の上値は重い印象。

ここ1年以上概ね「141~148」のレンジにいる感じ。

※週次データで両者の期間はほぼ一致していますが、数日の誤差あり

参考データ①:ECRI景気先行指数とS&P500:長期データ

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※出所:Economic Cycle Research Institute | Public Home | ECRI^GSPC : Summary for S&P 500 - Yahoo Financeデータより管理者作成 ※期間:1990.1~2018.11

米国景気と株価の連動性を如実に語るグラフ。

※参照記事⇒即時性の高い米国景気指標 ECRI景気先行指数

参考データ②:景気後退前にピークアウト?

ECRI景気先行指数は1967年以降の50年以上のデータと歴史があります。

下記グラフは1967~1987年のもの。f:id:yukimatu-tousi:20181219163946p:plain※出所:https://stock-ai.com/eom-1-WLIW.phpより作成

少しわかりにくいですが、網掛け部分が米国の4度の景気後退期で、4回すべてECRI景気先行指数が景気後退前にピークアウトしています。

同様に下記グラフからは1987~2018年に起きた3回の景気後退期、景気後退の前に指数がピークアウトしていたことがうかがえます。

f:id:yukimatu-tousi:20181219164543p:plain

※出所:https://stock-ai.com/eom-1-WLIW.phpより作成

ただ、後付けの解釈なので、いつがピークかはそのときには不明。

一つの目安。推測の材料。

直近ピークは2018.2.2であり今は約1年10ヶ月程度経過。

おわりに

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株高が続く中、上値が重いECRI景気先行指数。

FRBの緩和政策。

株式市場にポジティブな影響を与えているほどには、実体経済に好影響は出ていないか。

12月に入ってECRI景気先行指数は大きめに低下(147.8⇒145.9)。

ただ決して低い水準でなく、2018.2.2の「152.7」を超えてくるのか、超えられずに徐々に下がっていくのか、はっきりしない宙ぶらりの時期が続きますが、引き続き気長に経過観察。
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