先日も少し触れましたが、日経平均版・恐怖指数、JNIV(以下:JV)が非常に安い状態です。
JVとは?
上記サイトによればJVの説明は以下のようになります。
日経平均ボラティリティー・インデックスは、投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように想定しているかを表した指数です。指数値が高いほど、投資家が今後、相場が大きく変動すると見込んでいることを意味します。
補足情報として、
・少なくとも1998年以降のデータが入手できます
・先物、ETFを利用して投資することもできます
・【最高値】91.45(2008.10月)
・【1998年からの長期平均】25.69
・2017.8.2の数値は「12.19」という長期平均の半分以下の最安値圏
※データ出所:日経平均ボラティリティー・インデックス 過去のレート-Investing.com、恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート
まさに今の今、この指標の、20年近くの長期における、最安値圏にいることになります。
JVの推移グラフ
長期のグラフです。「13.35」は2017.8.1のデータです。
※出所:日経平均ボラティリティーインデックス(JNIV - Investing.com
ここ2年のグラフは以下のようになります。
※出所:恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート
今くらい安かった時期は、2005年の春~夏くらいです。
JVが安い理由らしきもの
・日銀の年間6兆円のETF買いによる安心感
・世界的な株高による安心感
・今後の円安期待(FRB資産縮小⇒米国長期金利上昇⇒ドル高円安?)による安心感
などで、株式市場に安心感、大きく崩れないだろうという予測がありそうです。
かといって強い過熱感もなく、日経平均はひたすら動きにくく、JVが低下しているように感じられます。
東証の売買代金も、株高のわりに大したことないですし。
安物買いの銭失い、になるか?
今のJVが底値かどうかはわかりませんが、JVが
ここから半値になる可能性より
ここから1.5倍になる可能性
の方が、大きそうな状況ではあります。
つまり、今「12~13」程度のJVが「6~7」に下落するより、「18~19」になる可能性の方が大きそうな気がします。長期平均は「25」くらいなので。
これはすなわち
投資の期待値が、高そうな状況ではないか?
※期待値については⇒コチラ
わたしは迷っていたのですが、JVがあまりに低いので、誘惑に耐えきれず、少しだけ先物でJVを買ってしまいました。今後どうなりますか。
※うまくいくかはわかりません。投資は自己判断、自己責任でお願い致します