2017/09/29に設定された
【楽天・全米株式インデックス・ファンド】
【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】
が話題です。
これらのファンドが設定されたことはわたしを含めて、日本における個人投資家の長期投資にとって、とても嬉しい、ありがたい出来事ではないかと思います。
何が嬉しいのか、簡単に確認すると同時に、この商品を用いた3つの長期投資を実験的に開始し、ブログで運用結果を報告していく企画を説明させていただきます。
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嬉しいポイント①格安の信託報酬
【楽天・全米株式インデックス・ファンド】⇒年率0.1696%程度
【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】⇒年率0.2396%程度
です。安いです。
嬉しいポイント②無料の「買付手数料」「信託財産留保額」と100円からの投資
「買付手数料」「信託財産留保額」もなし。
手数料を気にせず売買できます。
そして100円からの買い付けが可能。積み立ても可能。
100円から?ほんとに100円からです。
手間もかかりません。
①証券会社(楽天証券、SBI証券、マネックス証券など)に口座を開く
②口座に入金する
③投資信託で上記の商品を検索、目論見書などを確認し購入手続きをする
以上の手続きで、簡単に100円から投資が始められます。
嬉しいポイント③米国や全世界の株式市場への投資が可能、お試しの投資に向くのでは?
100円とはいえ、投資した日からあなたは全米や全世界の主要な上場企業の株主です。
資本家への仲間入り。
投資は怖いけど、興味はある。
「ごく簡単に投資を試したい」
というニーズにも立派に応える商品でもあると思います。
毎月積み立てても100円なら年間1200円。
そこでもし暴落が来て世界の株価が年間トータルで50%落ちても600円の損。
株価が順調に10%程度上がれば120円の利益。
たった「-600円~+120円(税金、手数料等考慮せず)」で
・1年間の積み立て投資経験に加え
・譲渡益獲得体験や暴落体験ができるかもしれない
投資体験としての価値は金額以上のものがありそうです。
【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 で試す3つの長期投資
以下、
この商品を用いて3つの長期投資を実験的に始め、ブログで運用成績をときどき報告していく企画
の説明です。
「全米」と「全世界」で迷ったのですが、「全世界」の方が一般的な間口が広そうなので、「全世界」にしました。
「全世界」でも半分以上は米国投資です。
※今のところ「全米」の方が純資産額が大きいです
企画の目的
①わたしの好奇心の満足
②【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】を用いた長期投資に興味がある方への参考情報を作ること
③タイミング投資とタイミングを読まないインデックス投資を同時に行い、互いの利点、欠点をあぶり出す
3つの長期投資、その概略
◎運用資金
3つの投資、すべて1000円でスタート
◎追加投資
行わず
◎ポートフォリオ
・インデックス投資①
<世界株:現金=50:50>
・インデックス投資②
<世界株:現金=70:30>
・タイミング投資③
<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>
<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>
◎分配金の扱い
すべて再投資コースを選択
◎リバランス
<インデックス投資①②>
・基本年一回:10月末
・10%以上の変動で随時行う
<タイミング投資③>
・割安、割高の判断に基づいて大きく配分変更
・配分変更後は10%以上の変動で随時行う
◎運用費用
・ファンドの信託報酬(税込み)は年率0.2396%程度なので、各投資の資金全体(1000円)に対する比率はざっと「0.24%×0.3~0.7=0.07~0.17%」(年間0.7~1.7円)
・買付手数料:なし
・信託財産留保額:なし
・実質経費:まだ設定されたばかりで未確認
◎運用開始日
2017.10/24~10/31のどこか
◎運用終了日
一応、2022年10月末(5年後)
インデックス投資①は<世界株:現金=50:50>の配分なので、
世界株:現金=500円:500円
でスタート。
インデックス投資②はよりリスクをとって<世界株:現金=70:30>の配分なので、
世界株:現金=700円:300円
でスタート。
タイミング投資③は
<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>
<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>
の配分。今は割高っぽいので現金70%で開始、
世界株:現金=300円:700円
でスタート。
3つの長期投資トータルで、わたしが実際に投資する金額は「500+700+300=1500円」。
あまりお金のかからない実験です。
次回は11月中旬に運用状況をご報告する予定です。