世界の時価総額が約83.5兆ドルに。
史上最高の記録を更新中です。
世界のマネー、信用はふくらみ続けているようす。
※データ出所:World Federation of Exchanges
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近年の世界の時価総額の動向
約2.9倍
2017年の世界の時価総額、バフェット指標
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成
※10月のドイツの取引所だけ、データがそろっていないので、載せていません。10月末は83兆ドル前後だと思われます。11月は主要取引所のデータがそろっています。
GDPをどれだけ上回れるか
・ITバブル(1999年)では約8%上回る水準まで・サブプライバブル(2007年)では約9%上回る水準まで
膨らみました。
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月末~2017.8月末
79.3兆ドル(世界の名目GDP)×1.09≒86.4兆ドル
近年の2回のバブルに匹敵する
86~87兆ドルくらいが一つの大きな節目?
世界バフェット指標の確認
世界バフェット指標の概要
○世界的な株式の割安・割高を知る目安になる指標です
○世界バフェット指標=全世界の時価総額÷全世界の名目GDP
○世界バフェット指標の数値が大きくなる→「株式は割高傾向」と判断
○世界バフェット指標の数値が小さくなる→「株式は割安傾向」と判断
○1995.1月末~2017.11月末の世界バフェット指標の
★平均値(幾何平均):0.77
★中央値:0.78
※世界バフェット指標について詳しくはコチラ↓
世界バフェット指標の推移と使い方の目安
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成
※期間:1995.1月~2017.11月
上記グラフは世界バフェット指標の推移と使い方の一例を示したものです。
世界バフェット指標が
・0.95以上は株式は割高圏?
・0.65以下は株式は割安圏?
という判断はわたしが適当に決めた単なる近年の経験則であり、先見性はありません。
2017.11月末の世界バフェット指標は「1.05」であり、この指標では割高圏にあると推測されます。
近年の世界バフェット指標の頂点は
1999年:1.08
2007年:1.09
2015.5月:1.02
2017.11月:1.05
です。
おわりに
昨日の記事でもふれていましたが、2017年11月末で13ヶ月連続で世界の時価総額は増加しました。
それでも世界のバフェット指標では、まだ過去バブル水準に到達していません。
個人的にロングショートはがんばって投資していますが、長期投資に関してはゆっくり静観しています。
関連記事です。
時価総額の連続増加期間について。
世界の信用膨張、収縮について。