世界の時価総額が2018年1月に約90.0兆ドル(約9630兆円・1ドル:107円で計算)に。
史上最高の記録を更新中。
連続15ヶ月連続で増加.
※約1ヶ月遅れのデータです
※データ出所:World Federation of Exchanges
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近年の世界の時価総額の動向
世界の時価総額 ボトムとピーク
※出所:World Federation of Exchanges、Global Noteのデータより管理者作成 ※いずれも月末値
世界の時価総額のボトムとピークだけを単純化してグラフにすると、上記のようになります。
世界の時価総額のボトムとピーク、増加・減少期間と変動幅
※出所:WFEのデータより管理者作成
GDPをどれだけ上回れるか
・ITバブル(1999年)では約8%上回る水準まで・サブプライバブル(2007年)では約9%上回る水準まで・2017年は約8%上回る水準まで
増加しました。
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成 ※期間:1995年1月末~2018.1月末
84.4兆ドル(2018年の世界の名目GDP推計値)×1.09≒92.0兆ドル
近年の2回のバブルに匹敵する
世界バフェット指標の確認
世界バフェット指標の概要
○世界的な株式の割安・割高を知る目安になる指標です
○世界バフェット指標=全世界の時価総額÷全世界の名目GDP
○世界バフェット指標の数値が大きくなる→「株式は割高傾向」と判断
○世界バフェット指標の数値が小さくなる→「株式は割安傾向」と判断
○1995.1月末~2018.1月末の世界バフェット指標の
★平均値(幾何平均):0.77
★中央値:0.78
※世界バフェット指標について詳しくはコチラ↓
世界バフェット指標の推移と使い方の一例
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成
※期間:1995.1月~2018.1月
上記グラフは世界バフェット指標の推移と使い方の一例を示したものです。
世界バフェット指標が
・0.95以上は株式は割高圏?
・0.65以下は株式は割安圏?
という判断はわたしが適当に決めた単なる近年の経験則であり、先見性はありません。
2018.1月末の世界バフェット指標は「1.07」であり、この指標では
歴史的な割高圏にある
と推測されます。
近年の世界バフェット指標の頂点は
1999年:1.08
2007年:1.09
2015.5月:1.02
2018.12月:1.08
です。
2017年以降の世界の時価総額、バフェット指標の確認
※データ出所:World Federation of Exchanges、IMFのデータより管理者作成
この指標では、昨年夏以降、特に割高感が強まったように見えます。
おわりに
明日で2月も終わり。
現状では厳しいですが、今日、明日で数%上昇すれば16ヶ月連続で世界の時価総額は増加するかもしれません。どうなりますか。
関連記事です。
時価総額の連続増加期間について。