直近ピークから世界の主要株価指数はどれくらい下落したのか?
2018年4月現在の立ち位置を知る一材料になるデータと思われ、備忘録的にまとめてみました。
世界の主要株価指数 <直近ピーク⇒2018年3月末の下落率>
※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本、https://finance.yahoo.com/のデータより管理者作成
世界の主要株価指数の「直近ピーク⇒2018年3月末の下落率」の比較です(現地通貨建て)。
参考までに「VT」「TOK」「VWO」の下落率も載せています(ドル建て)。
今のところナスダック以外はすべて2018年1月にピークアウト。
ナスダックは2018年3月がピーク。
気づいたことを簡単に。
最も下落幅が小さかったのはナスダック
最も下落幅が小さかったのはナスダックの7.5%。
大きかったのは上海総合の11.7%。
今のところ米国指数と世界分散型ETFの方が下落幅が小さい?
あくまで現時点での相対的な話ですが、米国の指数やVT等のETFの方が、その他の指数より比較的下げが小さい印象。
基本、全部下げている
ナスダックもピークから下げ出したことで、
米国ハイテクなら大丈夫
という状況にも変化。
総じて主要どころは下げています。
おわりに
このような状況だと個別銘柄の選定が2017年のような相場より意味を持ってくるかもしれません。
うまくすれば、市場平均を上回れるかも。
ただ、今後の景気や金利次第、いつまで下げが続くかもわからず、守りに強い銘柄が優位性を保てるかも不明。
個人的に、3月中旬以降、ロングショート戦略は少しだけショート(売り建てポジション)を多めに実施<ロング:ショート=47%:53%くらいの比率>。
一般的には、リスク許容度、キャッシュ利率への配慮を欠かさず、安眠できるスタンスでのんびり構えるのも悪くない時期と推測。
※あくまで「現時点のピーク」で2018年1月や3月がピークかどうかは全く不明です
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