個人的に魅力を感じるETFや投資信託を紹介させていただくシリーズ「魅力的なETF・投資信託」です。
今回は
【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信
を取り上げます。
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【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信とは
NASDAQナスダック 100指数とは?
上記サイトより引用
NASDAQ100指数(ナスダック100指数)。 米NASDAQ Stock Market社が提供する外国株式インデックス(米国株価指数)。 米国の新興株市場であるNASDAQ(ナスダック)に上場しているすべての銘柄の中で、金融株を除く上位100社が対象。
【1545】はナスダック上場の金融株を除く上位100社への分散投資が可能な国内ETF。
【1545】の業種別配分と組入れ上位10銘柄
※データ出所(PDF)2018..6.29資料:http://nextfunds.jp/fund/monthly1/M1141545.pdf
ネット系、ソフトウェア、コンピュータなどナスダックのイメージ通りの業種配分。
アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、インテルなど勢いのある銘柄が上位。
【1545】の基本データ
・信託報酬:0.45%(年率。税抜き)
・運用会社:野村アセットマネジメント
・純資産:122.4億円(2018.6.29時点)
・上場日:2010.8.13
【1545】の値動き
※出所:国内株式|SBI証券
設定日と比較すると8年足らずで5倍以上になっています。
個人的に感じる【1545】の魅力
●米国の旬の市場にお手軽に投資できる点
そこそこの信託報酬で気楽にナスダック銘柄への分散投資ができる点。
今後もナスダックに期待はできる、かも。
●大きなリターンが期待はできる
当たれば大きい。
【1545】の不安材料
●下げ幅も大きいかも
同じくNASDAQ-100 連動型の米国の上場投信であるパワーシェアーズ QQQ【QQQ】はITバブルの崩壊時には8割以上の暴落を経験。
※出所:QQQ | PowerShares ETF - Investing.com、米S&P 500インデックス(SPX - Investing.comのデータより管理者作成
【1545】は円建てなので、もし今後「円高+株安」の大きな流れがきた場合、相当の覚悟は必要かも。
ナスダックとニューヨーク市場の時価総額の比較
2003年1月末と2018年1月末のナスダックとニューヨーク市場の時価総額を比較してみます。
●ナスダック:1.9兆ドル→10.8兆ドル(5.6倍)
●ニューヨーク:8.8兆ドル→22.8兆ドル(2.6倍)
この15年でナスダックの時価総額はハイペースで増加。
2003年にはニューヨークはナスダックの4.5倍の規模がありましたが、2018年は2.1倍に。
市場規模、時価総額的にニューヨークはナスダックの猛追を受けています。
今後もこの流れが続くかは不明ですが。
おわりに
株はできれば不景気な時期に買いたい・・・
わたしは今の【1545】に割安感を感じず、購入する予定はないですが、今後割安感がでればポートフォリオに組み込みたい銘柄候補の一つです。
<1999年12月末を「1.0」としたときの【QQQ】とS&P500の株価推移>
※出所:QQQ | PowerShares ETF - Investing.com、米S&P 500インデックス(SPX - Investing.comのデータより管理者作成
うまくいけば2~3年でかるく2倍にはなりそうな過去の値動き。
※未来は不明です。投資は自己責任で
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