時代や国を問わず、説得力を持ちつづけそうな言葉を拾ってまとめていくシリーズ
「時空をこえたメッセージ」
の19回目です。
今回はお笑いタレント、コロッケ氏の言葉です。
スポンサーリンク
母からの教え「あおいくま」
ある記事でコロッケ氏が大事にしているという言葉が紹介されていました。
お母さんから教えられた言葉で
「あおいくま」
だそうです。
投資にも役立ちそうと感じたので、紹介します。
※投資と関係して語られた言葉ではありません
あ
「あ」は「焦らない」。
投資において、資産評価額が増えた後に足踏みしたり、スタートに戻ったり、マイナスになったりすると、感情を揺さぶられやすいもの。
10年で○○%増えててほしいのに、これじゃあ、無理じゃないか
自分の都合で設定したペースと比較して、焦ってそんなことを考え出すと、何か変なことをしてしまいがち。
相場は想定通りに動かないことの方が多く、あまり焦って感情的にならないのは大事かも。
お
「お」は「怒らない」。
「焦らない」とも似ています。
想定通りいかないと、怒り出すことも。
わたしは以前、ある特定の銘柄と相性が悪く、買えば下がり、売れば上がり、だんだんその銘柄のことが嫌いになり、怒ってみたり。
嫌なら取引しなければいいわけで完全な一人相撲ですが、感情的になると人は理解不能な行動をとることも。
い
「い」は「威張らない」。
投資でうまくいくと自己評価が過剰に上がり過ぎて、浮かれたり、人にべらべら話したくなったり、場合によっては投資で稼いでない人より自分は賢いと信じ込んで威張ったりすることも。
一人で浮かれているくらいは普通で罪がなさげですが、威張るところまでいくと周囲と軋轢を生みそうです。
多分に運もありますし。
自分の資産が増えたところで、少々資産があったところで、人に威張れるほどに「偉い」のかはかなり疑問。
く
「く」は「くさらない」。
投資でうまくいかないとメンタルに大きなダメージを受け、自己評価が過剰に下がって落ち込んだり、場合によってはいじけてくさってしまうことも。
勝敗は時の運。
勝敗は五分と五分。
税金や手数料のことを考慮すると、普通にやれば不利な戦いです(利益の2割ほどは税金になりますが、負けても2割分、親切な誰かが補てんしてくれるわけでもない。譲渡損失の3年間繰越控除などもありますが、期間は限定されています)。
それでもそこそこの成績が出ていればよしとするような、おおらかな気持ちは大事かも。
ま
「ま」は「負けない」。
投資における「負けない」・・・
いろいろあると思いますが、インデックス投資をしない人は、
インデックスに「負けない」
というのは一つの目標かもしれません。
自分で長期成績をつけておいて、インデックス投資と比較して、長期的に負けているのなら、あまりよくない事態かも。
個別株は逆転満塁ホームランの可能性もありますが、基本的にリスクも大きいですし、個々の業績を調べたり手間もかかる。
逆に、自分で長期成績をつけておいて、インデックス投資と比較して、長期的に勝っているのなら、かなり優秀なのかも。
下げ相場でもインデックスに勝ってきた手法なら、再現性があるかはわかりませんが、景気が悪くなる時期の下落相場などでは、
「A:自分の投資スタイル」+「B:インデックスの売り」
というヘッジ取引を加えることで、さらに運用成績が向上する可能性もあるかも。
※インデックスが-20%の時期にAの取引での損失を-15%に抑えられれば、単純計算では+5%利益が出る可能性
余談ですが、
・Cという投資スタイルが絶対にいつでもDというスタイルより優れていれば
・Cスタイルの投資を行いながらDスタイルの逆を行えば
いつでも利益が上がることになります。
そんなおいしい話は聞いたことがない。
・「常に」「絶対」に正しい投資スタイルはなく
・「それぞれに強みと弱みがある」
・「投資スタンスと投資家の相性もある」
程度のアバウトな態度の方が無理がないかと感じます。
ときどき妙に自分のスタイルの「正しさ」「優位性」に執着を見せる主張をみかけることがありますが、論理的にかなり無理がある気がします。
個人的には好みの問題かと。
※個人の感想であり、ロングショート取引を勧める意図はありません。投資は自己責任で
おわりに
「ま」以外はわたしなりの解釈で、主にメンタル管理の話を適当に書いてみました。
何事も気持ちで負けてしまえば、能力・資金・技術などを備えていても戦えない。
よく言われることですが、投資におけるメンタル管理はとても大事と感じます。
明日は明日の風が吹く
投資は自分のやりやすいやり方で気長に取り組むのがベターと感じるところ。
3月も終わり、約4分の1が経過しようとしていますが、今年の目標は「平常心」。
難しい相場の中、たまに乱れますが、こんなノーテンキな記事も書いていられるので、今のところある程度保てているか。
こんな記事も