2017年10月末より当ブログでは
【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 <以下”世界株”>で試す3つの長期投資
の運用を実験的に実施中。
今回は運用19ヶ月、2019年5月末時点の状況報告になります。
この企画について詳しくは下記サイトを参照ください。
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【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】 で試す3つの長期投資
企画の目的
①わたしの好奇心の満足
②【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】を用いた長期投資に興味がある方への参考情報を作ること
③タイミング投資とタイミングを読まないインデックス投資を同時に行い、互いの利点、欠点をあぶり出す
3つの長期投資、その概略
◎運用資金
3つの投資、すべて1000円でスタート
◎追加投資
行わず
◎ポートフォリオ
・インデックス投資①
<世界株:現金=50:50>
・インデックス投資②
<世界株:現金=70:30>
・タイミング投資③
<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>
<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>
◎分配金の扱い
すべて再投資コースを選択
◎リバランス
<インデックス投資①②>
・基本年一回:10月末
・10%以上の変動で随時行う
<タイミング投資③>
・割安、割高の判断に基づいて大きく配分変更
・配分変更後は10%以上の変動で随時行う
◎運用費用
・ファンドの信託報酬(税込み)は年率「0.2396%」程度なので、各投資の資金全体(1000円)に対する比率はざっと
「0.24%×0.3~0.7=0.07~0.17%」(年間0.7~1.7円)
・買付手数料:なし
・信託財産留保額:なし
◎運用開始日
2017.10/24~10/31
◎運用終了日
一応、2022年10月末(5年後)
運用状況
<インデックス投資① 世界株:現金=50:50 投資額1000円>
世界株:現金=500円:500円
でスタートしています。
世界株の
平均取得単価:10,142
5月末の基準価額:10,024
であり、世界株は-1.2%なので
世界株:現金
=494円:500円
(49.7%:50.3%)
評価額は994円になっています。
<インデックス投資② 世界株:現金=70:30 投資額1000円>
世界株:現金=700円:300円
でスタートしています。
世界株の
平均取得単価:10,142
5月末の基準価額:10,024
であり、世界株は-1.2%なので
世界株:現金
=692円:300円
(69.8%:30.2%)
評価額は992円になっています。
<タイミング投資③ 世界株:現金=30:70 投資額1000円>
タイミング投資③は
<割安っぽい時期⇒世界株:現金=70:30>
<割高っぽい時期⇒世界株:現金=30:70>
の配分。運用スタート時(2017年10月末)は割高っぽかったので
世界株:現金=300円:700円
の配分。
世界株の
平均取得単価:10,142
5月末の基準価額:10,024
であり、世界株は-1.2%なので
世界株:現金
=296円:700円
(29.7%:70.3%)
評価額は996円になっています。
まとめ
世界株は19ヶ月で経過時点で<-1.2%>であり、今はリバランスも行っていないので、結果がそのまま反映されています。
PF全体の変化です。
・インデックス投資① 世界株:現金=50:50
投資額1000円⇒994円 <損益:-0.6%(概算)>
・インデックス投資② 世界株:現金=70:30
投資額1000円⇒992円 <損益:-0.8%(概算)>
・タイミング投資③ 世界株:現金=30:70
投資額1000円⇒996円 <損益:-0.4%(概算)>
※金額がショボすぎて全く参考にならない場合、例えば「1千」や「1万」をかけていただくと、少しリアルな数字、ポートフォリオになります。
仮に、インデックス投資①に1万をかけてみると、概算ですが
・投資額:1000万円
・世界株:現金=500万円:500万円で運用スタート
・運用開始19ヶ月で、
投資額1000万円⇒994万円
<含み損益:-6万円>
になります。同様に、
・インデックス投資②⇒992万円
<含み損益:-8万円>
・タイミング投資③⇒996万円
<含み損益:-4万円>
のイメージです。
世界株の純資産額の推移
2017.9.29に設定された世界株の純資産推移も確認しておきます。月末値です。
2019.4月は株高、資産増加。
・2017年10月末:約6億円
・2017年11月末:約12億円
・2017年12月末:約17億円
・2018年1月末:約34億円
・2018年2月末:約47億円
・2018年3月末:約56億円
・2018年4月末:約70億円
・2018年5月末:約83億円
・2018年6月末:約96億円
・2018年7月末:約111億円
・2018年8月末:約125億円
・2018年9月末:約139億円
・2018年10月末:約140億円
・2018年11月末:約157億円
・2018年12月末:約152億円
・2019年1月末:約173億円
・2019年2月末:約191億円
・2019年3月末:約198億円
・2019年4月末:約210億円
※データ出所:<PDF>
https://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/nav/rivge/pdf/rivge_M201904.pdf
ベンチマークとの差
2019年4月末時点でのベンチマークとの差。
設定来の騰落率はベンチマークのインデックスが
「+9.4%」
に対して世界株は
「+7.2%」。
世界株はベンチマークを2.2%程度下回る状態。
2019年3月末の差は「2.0%」だったので差は拡大。
ながらく1%台で落ち着いていましたが、最近は2%台。
※データ出所:上記PDFサイト
終わりに
<5月末の損益状況>
この18ヶ月、世界株が好調だったのは
「2018.1」
「2018.9」
「2019.4」
頃だったのがよくわかるグラフ。
今は「2018.1」とほぼ同水準。
「2018.9」の壁をつき破れるか。
先月の記事では上記のように書いていましたが、「2018.9の壁」は高く、5月に急落。
2018年5月、ちょうど一年前と同水準に戻りました。
2017年10月末でなく、もし2018年1月末にこの企画をスタートしていたら、2018.9以外、今のところすべてマイナスだった状況、ではあります。
投資タイミングを分ければまた違う結果になるかもしれませんが、2018年1月以降の1年4ヶ月、ロング一本ですんなり資産が膨らんでいく時期ではなさげな印象。
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