全世界の時価総額が最も大きかった2018年1月が直近ピークであったと仮定して、2019年6月末までの世界の主要な株価の変化を確認してみます。
世界の主要株価指数 <2018年1月ピーク値⇒2019年6月末の下落率>
※出所:世界メジャー株式指数 - Investing.com 日本、https://finance.yahoo.com/のデータより作成 ※以下の表、グラフも同様
世界の主要株価指数の「2018年1月ピーク値⇒2019年6月末の下落率」の比較です(現地通貨建て。「VT」「TOK」「VWO」はドル建て)。
データはこちら。
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所感①:引き続き「TOPIX、中国、新興国」の下落幅が大きい
6月は総じて株価は上昇していますが、TOPIX、上海総合、香港、VWOなどの下落率はまだ大きい状態。
所感②:米国株は比較的堅調
米国の株価指数は相対的に強くダウ以外はプラス圏。
米国への配分比率が高い「TOK」の下落率も小さめ。
とりあえず2018.2月以降に関して株価指数連動の投資を行うなら、米国や先進国、全世界などが無難だった、という状況。
おわりに
好奇心で主要証券会社の2018.1月末⇒2019.6月末の値動きを調べてみました。
・野村証券:-46%
・大和証券:-40%
・松井証券:-2%
・マネックス証券:-6%
・東京東海証券:-60%
・岡三証券:-47%
※TOPIX:-16% ※概算値
しっかり調べたことはありませんが、ピークからTOPIXが15%以上下落している状況では証券会社の利益は増えにくいのかも。
株高だった2018.9月末と2018.1月末の値動きをみてもTOPIXの成績を上回っていたのは上記の中で
「松井証券」「マネックス証券」のみ。
ネット系の方が総じてダメージは少ないか。
世界的な景気減速期の空売り候補として「複数の(ネット系以外の)証券株」という発想も面白そうな感じ。
景気判断を誤ると大けがしそうですが。
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