主に最近の米国がらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<新規感染者数>
※出所:コロナウイルス(COVID-19) - Google ニュース
7.16の約7.6万人がピーク。
9.7の約2.5万人が直近ボトム。
その後再び増加傾向。
2020.10.15の新規感染者数、約6.5万人(一週間前は約5.6万人)で週間で大きく増加。
欧州と同様、感染再拡大の雰囲気。
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
ピークは2020.4.22の約2715人。
8.10に二度目のピーク(約1154人)、その後はなだらかに減少~横這い傾向。
直近ボトムは2020.9.23の696人。
2020.10.16の死者数(7日平均)は約704人(一週間前は709人)で週間ではやや減少。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数(7日平均)。
ピークは2020.4.29の約29人。
7月後半からの増加は9月1日(約14人)でピークアウト。
その後は徐々に落ち着き。
2020.10.16は約「5人」、一週間前は約「5人」で週間でほぼ変わらず。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
<2020年2月以降>
<2020年8月以降>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
上記はフランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数(7日平均)。
3~4月の状況には程遠いものの、8月中旬から明らかに増加傾向。
イギリスの急激な上昇カーブが特に嫌な感じ。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数(7日平均)。
4.19の約7500人がピーク。
5.29の約3800人が直近ボトム。
その後再び増加傾向。
2020.10.16は5133人(一週間前は5608人)で週間では大きく減少。
FRB総資産推移(ここ1年)
FRBの総資産は2020.6.10(7.17兆ドル)でいったんのピーク。
その後
☆4週連続で減少(6.92兆ドルに)⇒2週微増⇒2週微減⇒2週微増⇒微減⇒微増⇒微減⇒2週微増⇒微減⇒2週微増(最新で7.15兆ドル)
という推移。
ここ14週は地味に増加傾向。
テスラ(TSLA)の株価(ここ1年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+1.4%」。
日々のボラは大きめ。
10月月間では「+2.5%」。
今のところのピークは2020.9.1の「502」で今はピークから約「-12%」の水準。
おわりに
素人の感想ですが、新型コロナの季節性(冬場に感染拡大、夏場に感染がおさまりやすい)はありそうな感じ。
一足早く最高気温が15℃以下、最低気温が一桁になっていた欧州の感染拡大が顕著(ロンドン、ハンブルグ、マドリード、ローマの10.18の予想最低気温はすでに5~7℃)。
より暖かかった米国の気温も最近低下傾向であり、感染拡大の可能性が高そうな雰囲気。
カナダの死者数も増加傾向。
反対に南半球オーストラリアの死者数の直近ピークは9月。
すべてではありませんが南米各国も死者数が7~9月をピークに減少傾向にある国が多い。
今後しばらくは総じて北半球で感染拡大傾向となるか。
気温、湿度低下中の北半球の日本、今よりは感染拡大しそうではありますが、どうなりますか。