最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<新規感染者数(7日平均)>
※出所:コロナウイルス(COVID-19) - Google ニュース
直近ボトムは9月の約3.5万人。
冬に向かって急増。
ピークは2021.1.8の約26万人。
2020.1.29の新規感染者数、約16.6万人(一週間前は約19.0万人)で週間では大幅に減少。
1.8以降、明確に減少傾向。
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
直近ボトムは2020年10月の約700人。
2020年10月中旬から急増。
2021.1.30の死者数(7日平均)は約3138人(一週間前は約3086人)で週間で増加。
感染者数は減少モード。
死者数も減ってくれれば明るい兆し。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年5月、約24人。
2度目のピーク、2020年9月、約14人。
今は第3波。
2021.1.30は約「89人」、一週間前は約「115人」で週間で大きく減少。
ピークアウトの雰囲気あり、こちらも明るい兆し。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
2020年9月頃から増加傾向。
変異種の影響が強そうなイギリス、やや減少に転じているか。
ドイツ、イタリアはやや落ち着き。
スペインは増加傾向。
フランスは微増。
スペインは明らかに増加しており、イギリス、ドイツは高水準なままですが、総じてやや落ち着いてきているか。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7000人。
2020年5月の約3800人が直近ボトム。
その後再び増加傾向。
2020.1.30は約14057人(一週間前は約14049人)で週間でほぼ横ばい。
増加ペースは鈍化。
FRB総資産推移(ここ1年)
FRBの総資産は2020年3月以降急増。
2020年6月の約「7.17」兆ドルでいったんのピーク。
その後しばらく減少するも、再び微増傾向に。
2021.1.27の最新値は約「7.40」兆ドルで先週より微減するもほぼ過去最大規模。
目立った動きはなし。
テスラ(TSLA)の株価(ここ1年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「-6.3%」。
日々のボラは引き続き大きめ。
9~10月は月間で下落しましたが、11月月間では「+46.3%」というべらぼうな暴騰。
その後も勢い止まらず、月間で12月は「+24.3%」、1月も「+12.5%」。
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより12%ほど低いところ。
おわりに
米国コロナ、新規感染者数はとりあえず明確に減少モード。
全世界の死者数も先週はほぼ横ばい。
とりあえず昨年秋以降の一方的な増悪モードが落ち着いてくれるかもしれない、という明るい兆しあり。
一方テスラは3日続落し、ショート派が期待してしまうようなやや不穏な値動き。
<テスラ:2021年1月値動き>
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
1/25がとりあえずのピークとなるのか、まだまだ先があるのか、気になるところ。