最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2300人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.6.11の死者数(7日平均)は約372人(一週間前は約415人)で週間で減少。
減少トレンド続く。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.6.11は約「74人」、一週間前は約「90人」で週間で大きく減少。
減少モード続く。
ブラジル、インド新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
<ブラジル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
ブラジル、インドの状況。
最近減少傾向が続いていたブラジル、インド、先週は増加、下げ止まり。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
総じて落ち着いてきている印象。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年4月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約9人(前週比+1人)、イスラエル約1人(前週比+1人)でやや増加するも低位維持。
全世界(ペルーを除く)新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7100人。
2度目のピーク、2021年1月、約14700人。
3度目のピーク、2021年4月、約13900人?
2021.6.11は約9844人(一週間前は約10797人)で週間で減少。
4月末頃をピークに減少傾向続き10000人を下回る。
このまま減ってくれれば。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。
2021.6.9の最新値は約「7.95」兆ドル(前週は7.94兆ドル)で週間でやや増加。
過去最大値。
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+1.8%」。
日々のボラは引き続き大きめ。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより32%ほど低いところ。
2021年2月以降、さえない展開。
おわりに
※出所:https://news.google.com/covid19/map?hl=ja&mid=%2Fm%2F07ssc&gl=JP&ceid=JP%3Aja
上記はイギリスの新型コロナ新規感染者数(7日平均)。
5月初旬には2000人程度まで減少。
2021.6.11は約6400人で3倍以上に増加中。
新型コロナワクチン接種の効能は主に
●新規感染率を下げる
●重症化率を下げる
の2点と思われ、今のところイギリスの死者数は急増していないもよう。
<イギリス、イスラエル、新型コロナ死者数(7日平均):2021年4月以降>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
仮に感染者数が増えた場合でもワクチン接種により重症化率は低くなって死者数はさほど増えない、という展開が望ましいわけで、今後の推移が気になる状況。