最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2300人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.7.2の死者数(7日平均)は約250人(一週間前は約295人)で週間で減少。
減少トレンド続く。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.7.2は約「28人」、一週間前は約「37人」で週間で減少。
減少モード続く。
ブラジル、インド新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
<ブラジル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
ブラジル、インドの状況。
インドは引き続き減少し、1000人を下回る。
下げ止まっていたブラジルも先週は減少。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
減少か横這いで、総じて落ち着いてきている印象。
気づけば5カ国すべて50人以下。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年4月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約18人(前週比+2人)、イスラエル約0人(前週比±0人)。
イギリスはやや増加傾向続くも低位。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7100人。
2度目のピーク、2021年1月、約14700人。
3度目のピーク、2021年4月、約13900人。
2021.7.2は約7758人(一週間前は約8285人)で週間で減少。
減少傾向続く。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。
2021.6.30の最新値は約「8.08」兆ドル(前週は8.10兆ドル)で週間でやや減少。
過去最大値付近。
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+1.0%」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより25%ほど低いところ。
2021年2月以降、さえない展開。
おわりに
欧米、日本などの新型コロナ死者数は減少傾向。
ざっとみたところ一日当たりの死者数(7日平均)で400人以上の国は
ブラジル
インド
ロシア
コロンビア
インドネシア
アルゼンチン
の6ヶ国。
☆ロシア以外は南方の国が多い
☆先進国ではなく新興国が多い
のが特徴。
・季節性(冬に感染拡大し死者数が増えやすい)の影響
・新興国でのワクチン普及状況やワクチンの種類、また医療体制
などの影響が大きいか。
とりあえず今は
ロシア
コロンビア
インドネシア
あたりの状況悪化が目立つ。
<新型コロナ、一日当たりの死者数(7日平均):ロシア、コロンビア、インドネシア>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data