最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ関連
<一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.8.6の死者数(7日平均)は約497人(一週間前は約352人)で週間で増加。
4週連続の増加。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.8.6は約「11人」、一週間前は約「20人」で週間で大きく減少。
今のところ低位。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data ※2021.7月以降
一日当たりのコロナ死者数が多いブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
ブラジル、インドは減少傾向。
ロシアは横這い。
増加に歯止めがかからなかったインドネシアは1800人手前でピークアウトの兆し。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
ドイツは横這い、その他は微増~増加傾向。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年1月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約86人(前週比+8人)、イスラエル約7人(前週比+5人)。
イスラエルは増加。
イギリスは1月のピーク(1200人越え)に比べるとごく低位。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
1度目のピーク、2020年4月、約7100人。
2度目のピーク、2021年1月、約14700人。
3度目のピーク、2021年4月、約13900人。
2021.8.6は約9514人(一週間前は約9251人)で週間で増加。
4週連続の増加。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加傾向。
2021.8.8.4の最新値は約「8.24」兆ドル(前週は8.22兆ドル)で週間で増加。
過去最大値付近。
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+1.7%」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより22%ほど低いところ。
2021年2月以降さえない展開ですが6月、7月は連続して月間でプラス。
おわりに
<全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成
ここ4週ほど明らかに増加傾向にある全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)ですが、これまでの急速な死者数増加時期に比べ、今のところ比較的傾きは緩やか。
ちなみにこれまで死者数増加が続いた期間はざっくりと1ヶ月半~3ヶ月半。
今回はすでに1ヶ月ほど経過。
一刻も早く勘弁してもらいたいですが、長くなってしまうのか、どうなりますか。