最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
2度目のピーク、2020年8月、約1100人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
2021.9.10の死者数(7日平均)は約1630人(一週間前は約1532人)で週間で増加。
9週連続の増加で今世界で最も死者数の多い国に。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約113人。
2021.9.10は約「63人」、一週間前は約「57人」で週間で増加。
増加速度は鈍化。
2021年5月の約113人には届かなさそうな雰囲気。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
一日当たりのコロナ死者数が多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
●ブラジル、インドネシア:明確に減少傾向。
●インド:横這い~やや減少。
●ロシア:横這い
ロシアは長らく横ばい続きでトリッキーな動き。
統計の信用度は少しあやしいという印象。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
直近では
●ドイツ、イギリス:増加
●スペイン:減少
●フランス、イタリア:横這い
総じて落ち着いてきている印象。
イギリス、イスラエル、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
2021年1月以降のイギリス、イスラエルの新型コロナ死者数。
今週はイギリス約135人(前週比+21人)、イスラエル約27人(前週比+1人)。
イギリスは増加ペースが加速、イスラエルは鈍化。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
●1度目のピーク:2020年4月、約7100人
●2度目のピーク:2020年8月、約6400人
●3度目のピーク:2021年1月、約14700人
●4度目のピーク:2021年4月、約13900人
●5度目のピーク:2021年8月、約10100人
2021.9.10は約8881人(一週間前は約9705人)で週間で大きめに減少。
7週連続の増加から2週連続で減少。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで2度目の急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加モード。
2021.9.8の最新値は約「8.36」兆ドル(前週は8.35兆ドル)で週間で増加。
過去最大値。
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+0.3%」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
ピークは2021年1月の「900」で今はピークより18%ほど低いところ。
2021年2月以降さえない展開ですが6~8月は3ヶ月連続して月間でプラス。
おわりに
<世界の新型コロナ死者数(7日平均)>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成
7週連続で増加していた世界の新型コロナ死者数(7日平均)が2週連続で減少。
5回目の増加時期は終わった、という雰囲気はあります。
※先のことは不明
もし仮に、6回目がこれまでのパターン通り11月頃からまた始まって12月~来年1月頃にピークを迎えるとしても、ごく低い山で収まってくれて、徐々に山の頂は低くなり、来年か再来年にはおおかた収束してくれるとありがたいですが、どうなりますか。