ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

死者数減少期間は今回も2ヶ月間くらいか ~FRB資産、テスラ、米国コロナ等~

f:id:yukimatu-tousi:20211030215654p:plain最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。

米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

f:id:yukimatu-tousi:20211030215743p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成

1度目のピーク、2020年4月、約2200人。

3度目のピーク、2021年1月、約3400人。

4度目のピーク、2021年9月、約2100人。

2021.10.29の死者数(7日平均)は約1429人(一週間前は約1630人)で週間で減少。

11週連続の増加後、減少傾向。

日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

f:id:yukimatu-tousi:20211030215928p:plain

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

日本の新型コロナ死者数。

今までのピークは2021年5月、約113人。

2021.10.29は約「10人」、一週間前は約「16人」で週間で減少。

減少続き今年のボトム付近。

ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

f:id:yukimatu-tousi:20211030220157p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data 

一日当たりのコロナ死者数が多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。

直近では

●インドネシア:減少

●インド、ロシア:増加

●ブラジル:横這い

インドネシアは30人くらいまで減少。

ロシアは減少の気配なく1000人を超える。

インドは200人を下回っていましたが、直近では600人近くに。

各国で様々ですが、新たな変異株の発生リスクもあって、インドの急増は気になる状況。

欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

f:id:yukimatu-tousi:20211030220659p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。

直近では

●ドイツ、イギリス:増加

●スペイン:微増

●フランス、イタリア:横這い

再度増加の雰囲気が強く感じられる状況。

全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)

f:id:yukimatu-tousi:20211030220902p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data

全世界の新型コロナ死者数。

●1度目のピーク:2020年4月、約7100人

●2度目のピーク:2020年8月、約6400人

●3度目のピーク:2021年1月、約14700人

●4度目のピーク:2021年4月、約13900人

●5度目のピーク:2021年8月、約10200人

2021.10.29は約7324人(一週間前は約6900人)で週間で増加。

7週連続の増加から7週連続で減少。

そこから再度2週続けて増加。

※参考

<世界の新型コロナ死者数(7日平均)減少期間>

f:id:yukimatu-tousi:20211031131223p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成

FRB総資産推移(2002年以降)

f:id:yukimatu-tousi:20211030221315p:plain※出所:Assets: Total Assets: Total Assets (Less Eliminations from Consolidation): Wednesday Level (WALCL) | FRED | St. Louis Fed

近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは

「2009年9~11月」「2020年3~5月」

の2回。

2020年6月の約「7.17」兆ドルで2度目の急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加モード。

2021.10.27の最新値は約「8.56」兆ドル(前週は8.56兆ドル)で週間でほぼ変わらず。

過去最大値付近。

テスラ(TSLA)の株価

f:id:yukimatu-tousi:20211031130012p:plain※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。

先週週間では「+22.4%」の暴騰。

2020年3月以降の月間騰落率。

f:id:yukimatu-tousi:20211031130251p:plain

※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成

しばらくピーク値だった2021年1月の「900」を大幅に抜き去った先週。

10月月間では約+44%の暴騰。

おわりに

世界全体の新型コロナ死者数は7週連続で減少。

いまのところ減少ペースの急激な鈍化はみられず、このまま2ヶ月、3ヵ月と減り続けてくれれば。

と前回の本シリーズで書いていましたが、世界の新型コロナ死者数減少期間は今回も7週(8/26~10/15)ほどで終了したもよう。

<世界の新型コロナ死者数(7日平均)減少期間>

f:id:yukimatu-tousi:20211031131223p:plain※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成

理由は不明ですが、1ヵ月半~2ヶ月ほどでまたウイルスの活動性があがる雰囲気。

日本ではかなり収まっている感じですが、北半球が冬に向かって冬になる11月から2月頃はやはり要警戒か。

日欧のようにあまり死者数が減っていない状況で冬を迎える米国。

すでに死者数が急増しているらしいインド。

全く収まる気配がないロシア。

f:id:yukimatu-tousi:20211031132414p:plain

※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成

新たな変異株の発生を含めて気になる状況。

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