最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
4度目のピーク、2021年9月、約2100人。
2022.2.4の死者数(7日平均)は約2487人(一週間前は約2414人)で週間で増加するも増加ペースは鈍化。
水準としては3度目のピークに次ぐ水準。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
今までのピークは2021年5月、約114人。
2.4は約「66人」。一週間前は約「31人」で週間で2倍以上に増加。
2021年5月の約114人を越えそうな、今までにない鋭角的な増加。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
一日当たりのコロナ死者数が一時期多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
●ロシア:減少
●インド、ブラジル:急増
●インドネシア:微増
先週と同傾向。
インド、ブラジルは急増し、インドは1000人、ブラジルは700人超え。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
直近では
●イタリア、スペイン、フランス:増加
●ドイツ、イギリス:横這い
ドイツは急減していましたが、そのペースは鈍化し横ばい傾向。
イタリア、スペイン、フランスの増加ペースは鈍化。
南アフリカ、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
オミクロン株がらみで南アフリカの新型コロナ死者数を確認。
ピークは2021年1月の約578人。
2.4は127人(前週は119人)で先週は増加。
頭打ちとなるかどうか。
以前のピークに比べると今のところ低水準。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
●1度目のピーク:2020年4月、約7100人
●2度目のピーク:2020年8月、約6400人
●3度目のピーク:2021年1月、約14700人
●4度目のピーク:2021年4月、約13900人
●5度目のピーク:2021年8月、約10200人
2.4は約10446人(一週間前は約9030人)で週間で1416人増。
4週連続急増し、4400人以上増加。
すでに5度目のピーク値を超え、過去3番目に厳しい状態に。
※参考①:2020年の秋から冬にかけての死者数増加
<全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均):2020年10月~2021年1月>
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Dataより作成
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
2020年6月の約「7.17」兆ドルで2度目の急膨張はいったんピークを迎えるも、2020年7月中旬以降再び増加モード。
2.2の最新値は約「8.87」兆ドル(前週は8.86兆ドル)で週間でやや増加。
過去最大値付近。
テスラ(TSLA)の株価
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+9.1%」。
2020年3月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
2021年1月と2021年11月頃に2つの山があり、今は2021年11月のピーク「1243」から約「-26%」水準。
おわりに
前々回記事でテスラに関して
これまで急落後も何度も急騰復活しショート派を蹴散らしロング派を支えてきましたが、昨年1月の900を死守し、今回も復活できるか、落ちていくか、興味深い場面。
としていましたが、先週は約9%上昇し900を死守。
相変わらず変動が大きい状態。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)はここ4週で4000人以上増加し、増加ペースは加速している状態。
ここ1ヶ月で一気に状況が悪化。
前年度の冬は2020年10月中旬から2021年1月末頃まで、約3ヶ月半の死者数増加が続きました。
今回は1月初めからの増加で約1ヶ月が過ぎた頃。
増加期間が3ヵ月続くとするとあと2ヶ月も我慢、ということになりますが、早期収束が切望される状況。