最近の米国がらみ、コロナがらみで気になるテーマをいくつか。
米国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Dataより作成
1度目のピーク、2020年4月、約2200人。
3度目のピーク、2021年1月、約3400人。
4度目のピーク、2021年9月、約2100人。
2022.5.27の死者数(7日平均)は約381人(前週は333人)で週間で増加。
最近は「12週連続減少、増加、減少、2週増加」という流れ。
日本、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
日本の新型コロナ死者数。
5.27は約「35人」。前週は約「36人」で横這い。
ブラジル、インド、インドネシア、ロシア新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 7-day average - Our World in Data
一日当たりのコロナ死者数が一時期多かったブラジル、インド、インドネシア、ロシアの状況。
直近では
●ロシア、インドネシア:減少~横這い
●ブラジル、インド:増加
総じて以前よりは落ち着いている印象ですが、ブラジルが増加。
欧州主要国、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツの新型コロナ死者数。
直近では
●スペイン:増加
●イタリア、ドイツ、フランス、イギリス:横這い~減少
スペイン以外は総じて落ち着いてきているもよう。
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)
※出所:Daily confirmed COVID-19 deaths, rolling 3-day average - Our World in Data
全世界の新型コロナ死者数。
●1度目のピーク:2020年4月、約7100人
●2度目のピーク:2020年8月、約6400人
●3度目のピーク:2021年1月、約14700人
●4度目のピーク:2021年4月、約13900人
●5度目のピーク:2021年8月、約10200人
●6度目のピーク:2022年2月、約10900人
5.27は約1592人(一週間前は約1625人)で週間で30人ほどの減少でほぼ横ばいに。
15週連続で減少。
今年は概ね「1週減少⇒5週連続増加⇒15週減少」という感じ。
全世界 新型コロナ 新規感染者数(7日平均)
全世界の新型コロナ新規感染者数(一日当たり、7日平均)。
5.27は約51万人、前週は約56万人、週間で約5万人減少。
「2022年1月のピーク後に減少続く⇒2週やや増加⇒減少」という流れ。
ここ3週はほぼ横ばい。
FRB総資産推移(2002年以降)
近年でFRBの総資産がごく短期間に急膨張したのは
「2009年9~11月」「2020年3~5月」
の2回。
5.25の最新値は約「8.91」兆ドル(前週は8.95兆ドル)で週間で減少。
ピークは2022.4.13の約「8.97」兆ドルで、今は最大値付近。
テスラ(TSLA)の株価
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
2020年4月以降の上げ相場の象徴っぽいテスラの株価変動。
先週週間では「+14.5%」。
2020年6月以降の月間騰落率。
※出所:Tesla (TSLA) 過去データ - Investing.comより作成
2021年1月と2021年11月頃に2つの山があり、今は2021年11月のピーク「1243」から約「-39%」水準。
おわりに
全世界、新型コロナ一日当たり死者数(7日平均)は15週連続で減少ながら、ほぼ横ばい状態に。
世界全体の新規感染者数は2週続きで増えていましたが先週は減少。
テスラは先週2021年11月のピーク値「1243」のほぼ半値「621」まで下げたところから猛烈に反発。
調子に乗って「630」あたりで100万円分空売りすると、今はすでに-20万円くらいの含み損になっているような大きな動き。
コロナバブルの象徴として観察はしていますが、とても動きが大きく手を出す気にはならない銘柄。
FRB資産は2022.4.13のピーク約「8.97」兆ドルから「0.06」兆ドルほど少ない約「8.91」兆ドルに。
前週の8.95兆ドルのから「0.04」兆ドルほど減っており、アナウンス通り6月から資産が減り出すとすると、4月からすでに減少モードがやんわりと始動していて、「8.97」兆ドルが当面のピークとなりそうな雰囲気。
アベノミクスでの日銀資産の膨れ上がりと当時のリスクオンの雰囲気の記憶により
FRB資産縮小
に対しておそらく過剰に、条件反射的にわたしはビビっており、基本的に中央銀行に逆らう気のないわたしは引き続きごくごく控えめな長期投資と、普段のロングショートを継続の予定。