ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

Jリート やや割安? エヌビディア +19%暴騰 ~週次 あれこれ~

最近気になるテーマをいくつか。

テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

先週週間では約「+8%」。

今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-48%」水準。

エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com

AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。

先週週間では約「+19%」。

今は2024年6月ピーク「140.8」から約「-12%」水準。

ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd

先週週間(8.9~8.16の終値)では約「-3%」。

今は2024年3月のピーク「73666」から2024.8.16終値は約「-20%」水準。

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-24.27%」の含み損(前週は-20.34%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「+9.7%」の含み益(前週は+7.9%。分配金収益含まず)。

先週

☆ユーロ50売りの含み損は大きく増加。

☆【2621】の含み益は増加。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)

出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed

2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(週次)。

直近値は約186万人。

昨年7月頃から総じて180万人前後で横ばいでしたが直近ではやや増加傾向。

NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM

NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。

数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。

8.14の最新値は「56.57」で前週「75.33」より大きく低下。

☆2024年、月ごとの平均値

●2024年1月:「75.2」

●2024年2月:「88.3」

●2024年3月:「99.0」

●2024年4月:「72.2」

●2024年5月:「85.9」

●2024年6月:「84.1」

●2024年7月:「89.2」

であり、最新値の「56.57」は低い水準。

今年は60あたりで2回切り返していますが、今回はどうなりますか。

※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券

円 投機的ネットポジション

※出所:より作成

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。

☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい

☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい

と判断。

今年4月、7月には記録的な円売りモードでしたが、7月末~8月にかけて急速にポジション解消。

最新値8.17は「+2.31万」であり、2021年以来のプラス、つまり円買いの投機的ポジション形成。

もし円買いモードが続くなら円の上値は重く、日本株の株価も重くなってくるかも。

おわりに

先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。

☆テスラ:+8%

☆エヌビディア:+19%

☆ビットコイン:-3%

エヌビディア暴騰。

ビットコイン続落。

 

月一で記事にしているJリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、最近やや割安な感じもあり、動きも大きめなので週次でも観察。

「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か 

※出所:JAPAN-REIT.COM日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成

※期間:2003.4~2024.7

7月末のJリートスプレッドは「3.6%」でした。

今は「3.8%」。

2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、今はやや割安圏。

先々週は「4.0%」まで上昇。

今年の2月末頃にも4.0%程度まで上昇しその後は反転しました。

日銀利上げはあったものの日本10年債利回りは最近低下傾向、もし今後FRB利下げがあって米10年債利回りも低下するなら日本10年債利回りも低下しやすく、この観点ではJリートに追い風ですが、今回はどうなりますか。

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