ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

Jリート やや割安圏か NAAIMは今年3度目の約「60」での切り返し ~週次 あれこれ~

最近気になるテーマをいくつか。

テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

先週週間では約「+2%」。

今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-47%」水準。

エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com

AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。

先週週間では約「+4%」。

今は2024年6月ピーク「140.8」から約「-8%」水準。

ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd

先週週間(8.16~8.23の終値)では約「+9%」。

今は2024年3月のピーク「73666」から2024.8.16終値は約「-13%」水準。

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-25.77%」の含み損(前週は-24.27%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「+10.3%」の含み益(前週は+9.7%。分配金収益含まず)。

先週

☆ユーロ50売りの含み損は増加。

☆【2621】の含み益は増加。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)

※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed

2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(週次)。

直近値は約186万人。

昨年7月頃から総じて180万人前後で横ばいでしたが直近ではやや増加傾向。

NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM

NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。

数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。

8.21の最新値は「74.68」で前週「56.57」より大きく上昇。

☆2024年、月ごとの平均値

●2024年1月:「75.2」

●2024年2月:「88.3」

●2024年3月:「99.0」

●2024年4月:「72.2」

●2024年5月:「85.9」

●2024年6月:「84.1」

●2024年7月:「89.2」

であり、最新値の「74.68」はやや低め。

※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券

円 投機的ネットポジション

※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジションより作成

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。

☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい

☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい

と判断。

今年4月、7月には記録的な円売りモードでしたが、7月末~8月にかけて急速にポジション解消。

最新値は「+2.36万」(前週は「+2.31万」)であり、前週に続いてプラス圏。

投機的円買いが続くか、再び円売りモードに戻るか、どうなりますか。

Jリートスプレッド

Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。

「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か 

※出所:JAPAN-REIT.COM日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成

※期間:2003.4~2024.7

7月末のJリートスプレッドは「3.6%」。

2024.8.23は「3.8%」(前週は「3.8%」)。

2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、先週と変わらず今はやや割安圏か。

おわりに

先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。

☆テスラ:+2%

☆エヌビディア:+4%

☆ビットコイン:+9%

すべて上昇で久々にわかりやすくリスクオンな雰囲気。

 

NAAIMエクスポージャー指数。

今年は60あたりで2回切り返していますが、今回はどうなりますか。

と先週書いていましたが、前週の「56.57」から大きく上昇し、今回もとりあえず約「60」での切り返し。

重度のリスクオフになる景況感でもなく、落ちても60程度で反発してくる、というのが今年の流れか。

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIMより作成

今年のこの指標は

☆100で警戒

☆60で参戦

でうまくいっている感じ。

※先のことは不明です。今後もうまくいくかは分かりませんし、2023年にはこのパターンは当てはまらず。投資は自己責任で

関連コンテンツ




【更新の励みになります。よければ応援クリックを!】

follow us in feedly