最近気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「+9%」。
今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-37%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)
※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「+5%」。
今は2024年6月ピーク「140.8」から約「-14%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(9.20~9.27の終値)では約「+4%」。
今は2024年3月のピーク「73666」から2024.9.20終値は約「-11%」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-29.09%」の含み損(前週は-24.51%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「+10.3%」の含み益(前週は+12.0%。分配金収益含まず)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損は大きく増加。
☆【2621】の含み益は減少。
米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(週次)。
直近値は約183万人。
昨年7月頃から総じて180万人前後で横ばい。
2024年6月以降、増加モード?
と思いきや頭打ちの状態。
NAAIMエクスポージャー指数
※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
9.25の最新値は「86.64」で前週「87.46」より大きく上昇。
☆2024年、月ごとの平均値
●2024年1月:「75.2」
●2024年2月:「88.3」
●2024年3月:「99.0」
●2024年4月:「72.2」
●2024年5月:「85.9」
●2024年6月:「84.1」
●2024年7月:「89.2」
●2024年8月:「72.0」
であり、最新値の「86.64」はやや高め。
米機関投資家、そこそこのリスクオンが続く。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓
※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)
「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2024年4月、7月には記録的な円売りモードでしたが、7月末~8月にかけて急速にポジション解消。
最新値は「+6.60万」(前週は「+5.68万」)であり、ここ7週プラス圏。
投機筋の円買いモードに拍車がかかりつつあり。
<ここ1年>
※参考①:円 投機的ネットポジションとネガティブイベント
2008年以降、この指標で「円買い」に偏る時期は総じて株式市場にとってよくない傾向あり
※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジションより作成
※参考②:円 投機的ネットポジション 買いポジションの継続期間
※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジションより作成
Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か
※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.8
8月末のJリートスプレッドは「3.8%」。
2024.9.27は「3.9%」(前週は「3.9%」)。
☆Jリート平均利回り:4.72%
☆日本10年債利回り:0.85%
2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、今はやや割安圏か。
ここ数週間動きに乏しいJリート。
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:+9%
☆エヌビディア:+5%
☆ビットコイン:+4%
すべて上昇。
ご機嫌モード継続。
円、投機的ネットポジションは7週連続で「円買い」に。
2021年3月~2024年8月まで3年半近く続いた「円売り」ポジションからの転換が鮮明。
投機筋の動きだけでドル円相場が決まるとは全く思いませんが、今のところトレンド転換が
☆わかりやすく
☆鮮明
すぎて、もしトレンドが続くようなら日本株にとって怖い展開、かも。