最近気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「-13%」。
今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-47%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)
※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「+8%」。
今は2024年6月ピーク「140.8」から約「-4%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(10.4~10.11の終値)では約「+1%」。
今は2024年3月のピーク「73666」から2024.10.11終値は約「-15%」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-27.81%」の含み損(前週は-27.20%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「+5.1%」の含み益(前週は+9.3%。分配金収益含まず)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損はやや増加。
☆【2621】の含み益は大幅に減少。
米国 失業保険継続受給者(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の米国失業保険継続受給者の推移(週次)。
直近値は約186万人。
2023年7月頃から総じて180万人前後で横ばい。
先週は182万人で今週は大きく増加。
NAAIMエクスポージャー指数
※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
10.9の最新値は「90.26」(前週「86.93」)。
☆2024年、月ごとの平均値
●2024年1月:「75.2」
●2024年2月:「88.3」
●2024年3月:「99.0」
●2024年4月:「72.2」
●2024年5月:「85.9」
●2024年6月:「84.1」
●2024年7月:「89.2」
●2024年8月:「72.0」
●2024年9月:「79.2」
であり、最新値の「90.26」は高め。
米機関投資家、リスクオン。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓
※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)
「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2024年4月、7月には記録的な円売りモードでしたが、7月末~8月にかけて急速にポジション解消。
最新値は「+3.65万」(前週は「+5.68万」)であり、ここ9週プラス圏。
投機筋の円買いモード続くも、10月に入って円買いポジションの量は減少。
<ここ1年>
※参考①:円 投機的ネットポジションとネガティブイベント
2008年以降、この指標で「円買い」に偏る時期は総じて株式市場にとってよくない傾向あり
※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジションより作成
※参考②:円 投機的ネットポジション 買いポジションの継続期間
※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジションより作成
Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か
※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.9
9月末のJリートスプレッドは「4.0%」。
2024.10.11は「3.9%」(前週は「3.9%」)。
☆Jリート平均利回り:4.89%
☆日本10年債利回り:0.96%
2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、今はやや割安圏か。
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:-13%
☆エヌビディア:+8%
☆ビットコイン:+1%
エヌビディアは絶好調。
テスラは大幅な下落。
一時ピークから3割近く下落していたエヌビディアはピークから約「-4%」水準まで上昇してきました。
※出所:Nvidia (NVDA) 過去データ - Investing.comより作成
ここ5週で「+31%」の暴騰。
AIブームは終わった
と早合点して空売りなどすると、この手の「はやり株」には怒涛の暴騰で焼かれることがありますね。
「円」投機的ネットポジションは10月に入ってやや減少モード。
米長期金利上昇を受けて、投機的ポジションが円売りドル買いモードに再度転じた場合、結構な円安日本株高になるかもしれず、気になるところ。
またNAAIMエクスポージャー指数の最新値は「90.26」で、90台は7月以来。
じりじりと上がってきていて米機関投資家も楽観状態にあると思われますが、最近の楽観の極み、
「100超え」
水準にはまだ少し距離あり。
こちらもどうなりますか。