最近気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「+29%」。
今は2021年11月のピーク「414.5」から約「-23%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)
※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「+9%」。
今は2024年11月ピークの「149.8」から約「-1%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(11.1~11.8の終値)では約「+10%」。
2024年3月のピーク「73666」を11月に抜く。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-22.59%」の含み損(前週は-24.01%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「+1.4%」の含み益(前週は+2.9%。分配金収益含まず)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損は減少。
☆【2621】の含み益は減少。
「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。
①:「米国失業保険継続受給者:青」の直近値は約189万人。
直近では「横這い~やや増加」傾向か。
②:「インディード求人件数:赤」は「110.2」。
直近では「横這い~やや減少」傾向か。
①が急増し、②が急減すれば、要注意。
今は落ち着いている。
NAAIMエクスポージャー指数
※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
11.6の最新値は「88.31」(前週「82.53」)。
☆2024年、月ごとの平均値
●2024年1月:「75.2」
●2024年2月:「88.3」
●2024年3月:「99.0」
●2024年4月:「72.2」
●2024年5月:「85.9」
●2024年6月:「84.1」
●2024年7月:「89.2」
●2024年8月:「72.0」
●2024年9月:「79.2」
●2024年10月:「84.1」
であり、最新値の「88.31」はやや高い。
米機関投資家は大統領選前後で、ようやく「ややリスクオン」に転じた印象。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓
※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)
「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2024年4月、7月には記録的な「円売り」モード。
7月末~8月にかけて急速にポジション解消し8/16~10/25、11週連続で「円買い」。
その後再び「円売り」モード(2週連続)。
最新値は「-4.42万」(前週は「-2.48万」)でマイナス幅が増す。
<ここ1年>
Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か
※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.10
10月末のJリートスプレッドは「4.0%」。
2024.11.8は「4.0%」(前週は「4.0%」)。
☆Jリート平均利回り:4.98%
☆日本10年債利回り:1.00%
2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、今はやや割安圏か。
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:+29%
☆エヌビディア:+9%
☆ビットコイン:+10%
トランプ氏と近いマスク氏のテスラは3割近い暴騰。
エヌビディア、ビットコインはともに最高値更新。
NAAIMエクスポージャー指数の11.6の最新値は「88.31」。
株高にもかかわらずあまり上がっていませんでしたが、ようやく90近くまで上昇。
ここから米機関投資家もハッスルして節目の「100前後」まで上がるなら、もう一段の株高もあるかもしれず、さすがに過度の楽観が修正されるかもしれず、また今週以降も興味深い場面が多そう。