最近気になるテーマをいくつか。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors
先週週間では約「+3%」。
2024年12月のピーク「488.5」から約「-12%」水準。
エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)
※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com
AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。
先週週間では約「+2%」。
今は2024年11月ピークの「152.9」から約「-10%」水準。
ビットコイン(ドル建て、ここ5年)
※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd
先週週間(12.20~12.27の終値)では約「-4%」。
今は2024年12月ピークの「108,080」から約「-13%」水準。
「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況
2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。
今は約「-24.21%」の含み損(前週は-23.36%)。
2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。
今は約「-2.8%」の含み損(前週は-2.4%。分配金収益含まず)。
先週
☆ユーロ50売りの含み損はやや増加。
☆【2621】はマイナス幅増大。
「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)
※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed
2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。
①:「米国失業保険継続受給者:青」の直近値は約191万人。
直近では「横這い~やや増加」傾向か。
②:「インディード求人件数:赤」は「110.4」。
直近では「横這い」傾向か。
①が急増し、②が急減すれば米国労働市場の悪化、景気悪化を示唆するため
要注意。
米国失業保険継続受給者は190万人を超えてきましたが、このまま増えるかまたレンジに戻るか。
NAAIMエクスポージャー指数
※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM
NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。
数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。
12.25の最新値は「80.39」(前週「82.50」)。
☆2024年、月ごとの平均値
●2024年1月:「75.2」
●2024年2月:「88.3」
●2024年3月:「99.0」
●2024年4月:「72.2」
●2024年5月:「85.9」
●2024年6月:「84.1」
●2024年7月:「89.2」
●2024年8月:「72.0」
●2024年9月:「79.2」
●2024年10月:「84.1」
●2024年11月:「92.5」
であり、最新値の「80.39」は
ふつう
という印象。
2週、4週前に節目の100に接近。
100超えならず失速中だが株価は最高値付近。
※NAAIMエクスポージャー指数について↓
※出所:マーケット|SBI証券
円 投機的ネットポジション(ここ5年)
「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。
☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい
☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい
と判断。
2021年3月~2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。
その後11週連続で「円買い」。
5週連続で「円売り」。
最新値は「+0.60万」(前週は「+2.58万」)で3週連続でプラスで円買いモード。
ここ3週の投機筋の円買いは失敗してそう。
※次回更新は12/31
<ここ1年>
Jリートスプレッド
Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。
「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か
※出所:JAPAN-REIT.COM、日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成
※期間:2003.4~2024.10
11月末のJリートスプレッドは「4.0%」。
2024.12.27は「4.0%」(前週は「4.1%」)。
☆Jリート平均利回り:5.06%
☆日本10年債利回り:1.11%
2003年以降の長期中央値は「3.5%」であり、今はやや割安圏か。
おわりに
先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。
☆テスラ:+3%
☆エヌビディア:+2%
☆ビットコイン:-4%
ビットコインは2週続けて下げ。
テスラは好調。
2023年4月頃からずっと
170~180万人台のレンジ
で推移している米国失業保険継続受給者。
最新値では190万人を突破。
ただ
☆これまで何度も190万人を突破し、その後修正されレンジに戻る、という動きを繰り返している
☆インディードの求人件数は横ばい
という事実もあり、過剰反応するのもどうか、という印象。
ただ失業率増加と同時に失業保険継続受給者も増えていくなら、よくはない兆候ではあると思われ一応気になるところ。