
TOPIXの200日移動平均とRSI(9)から、今後の株価動向を占う記事。
・投資判断はご自身で行ってください
・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません
TOPIXの「200日移動平均」と「RSI(9)」

※出所:マーケット|SBI証券
あくまで占いの範疇ですが、気にはしている指標、「200日移動平均」と「RSI(9)」。
4月の急落から急速に値を戻すTOPIX。
ちょうど200日移動平均付近まで戻ってきました。
一方、4月に0%付近まで下がっていたRCIは80%を超え、少し頭打ち感が出てきたのが現状。
昨年8月と今回

※出所:マーケット|SBI証券より作成
昨年8月は200日線を一気にとびぬけ、200日線の「2600」辺りから「2700強」まで上昇し、調整に入りました。
20%程度まで下がっていたRSI、急上昇し80%を超え、60%程度まで下げるも再び80%まで上昇、その後調整という流れ。
今回。
少し時間はかかったものの、急落後の株価は順調に200日線水準まで回復。
RSIもやはり80%程度まで上昇。
所感
昨年8月パターンならTOPIXはあと5%程度上昇して下げる。
200日線あたりできれいに跳ね返されるなら、そろそろ調整の時期。
4月の世界景気動向はそれなりによくない数字が出てきそう。
中国国家統計局の4月のPMI、
☆製造業:51.2(3月)⇒50.4(4月)
☆サービス業:50.5(3月)⇒49.0(4月)
と大きめに低下。
☆アメリカの総合PMI(4月は速報値)
53.5(3月)⇒51.2(4月)
☆ユーロ圏の総合PMI(4月は速報値)
50.9(3月)⇒50.1(4月)
となっており、やはり米中ともに関税の影響は少なからずありそう。
問題はこの悪影響が重症化まで進むのか、軽い風邪ですむのかどうか。
軽い風邪ならいい調整局面、押し目買いのチャンス。
重症化なら二番底も。
個人的にはグローバル総合PMIの底打ちらしき動きを確認後、リスクテイクしていければと。
世界景気の底が4月である可能性がないわけでもなく、動き出す時にはだいぶ株価の割安感は薄まっているかもですが、今のところ世界景気の流れは悪そうなので一応用心。

