ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

政治銘柄テスラ 暴落  ~週次 あれこれ~

最近気になるテーマをいくつか。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません

テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

先週週間では約「-15%」。

2024年12月のピーク「488.5」から約「-40%」水準。

エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com

AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。

先週週間では約「+5%」。

今は2024年11月ピークの「152.9」から約「-7%」水準。

ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd

先週週間(5.30~6.6の終値)では約「+0%」。

今は2025年5月ピークの「111880」から約「-7%」水準。

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-38.86%」の含み損(前週は-37.41%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「-6.7%」の含み益(前週は-7.1%)。

先週

☆ユーロ50売りの含み損は増加。

☆【2621】の含み損は減少。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)

※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed

2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。

①:「米国失業保険継続受給者:」の直近値は約190万人。

直近ではやや増加傾向か。

②:「インディード求人件数:点線」は「105.9」。

直近ではじんわりとした低下トレンドか。

どちらも改善には向かっていないが、かといって急激な悪化とはいえないじんわりした動き。

NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM

NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。

数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。

6.4の最新値は「81.62」(前週「88.41」)。

2006年7月以降の長期中央値は「70.1」。

最新値から米機関投資家は今は株に

やや強気?

という印象。

※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券

円 投機的ネットポジション(ここ5年)

※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジション

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。

☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい

☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい

と判断。

2021年3月~2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。

その後

「円買い」(11週)

「円売り」(5週)

「円買い」(4週)

「円売り」(5週)

と目まぐるしく変化。

最新値は「+15.10万」(前週は「+16.40万」)で18週連続の「円買い」。

昨年9月以降、ほぼ「-5万~+5万」程度のレンジでしたが、ここ14週は大きく円買い方向に偏移。

<ここ1年>

Jリートスプレッド

Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。

「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か 

※出所:JAPAN-REIT.COM日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成

※期間:2003.4~2024.10

5月末のJリートスプレッドは「3.5%」。

2025.6.6は「3.5%」。

☆Jリート平均利回り:4.94%

☆日本10年債利回り:1.46%

2001年以降の長期中央値は「3.6%」であり、今は「ふつう~やや割高」の水準か。

トランプ大統領下のS&P500変動

大統領就任直前2025.1.17のSP500「5997」。

今は「6000」で約

+0%

おわりに

先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。

☆テスラ:-15%

☆エヌビディア:+5%

☆ビットコイン:+0%

テスラは暴落しエヌビディアは最高値に迫り、ビットコインは横ばいと、三者三様。

政治銘柄ともいえるテスラは政治的な理由で先週は大きく下落。

マスク氏が政権を離れ、今後は政治色が薄まるのか、今後も薄まらないのか。

 

米国失業保険継続受給者は節目の190万人を突破しました。

たびたび一時的に突破しては180万人台に戻る、ということを繰り返しており、またインディード求人件数もはっきりした減少傾向を示していません

先週上記のように書いていました。

先週の米国失業保険継続受給者は前回よりやや減少し、やはり横這い色は濃くはっきりしない動きとなっています。

一方インディード求人件数はわずかながら「106」を下周り、最近の最低値を更新。

それでもこちらもはっきりしない動き。

よく言えば「底堅い」、悪く言えば「改善の気配がうかがえない」、両者とも中途半端な動き。

今後改善か悪化かは不明ですが、はっきりした動きがいつ出てくるか、気になるところ。

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